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私は誰?というアイデンティティを解決すべき課題と共に考える

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「僕はいったい誰で、誰にコミットしたいのか?」

この言葉は先週話題になった高木さんのブログ、
博報堂を辞めました。」に書かれていた文章です。

色々と考えさせられるところが多かった素晴らしい
内容でしたが、ご覧になられましたか?
私個人的にはこの
「僕はいったい誰で、誰にコミットしたいのか?」という
問いに心打たれました。

なぜなら、正直にいうと
この問いに即答できなかったからです。
一番大切なこの点において、明確な答えを
見失ったまま日々を過ごしていたことに
気付かされました。

自分は誰か?何の為に存在しているのか?
このような問いを誰でも何度か持ったことはあるでしょう。
でもこれはやっぱり難しい問いで簡単には
答えは出てこないものだと思います。

ありがたいことに
今一度考えさせられるきっかけを
高木さんのブログで得ることができたので
その自分自身の見つけ方というものに
僕が思うところを書いてみたいと思います。

<コミットという言葉について>

そもそもコミットの意味から考えてみたいと思います。
コミットメント(約束)が元となった言葉であり、
約束、公約、確約、義務、責務、責任、
関与、かかわり合い、参加、傾倒、深入りなどを表す言葉です。

意訳すると
「何があろうと完遂する思い」といえるでしょう。

何を完遂するために僕は今、ここにいるのでしょうか?
コミットとは人生における目的を表していると思います。

ではその人生とは目的とは一体何なのでしょうか?

<人生とは>

ここでは人生というものの
捉え方について考えます。
そもそも人生とは?

ある人からこのような言葉を頂きました。

「これからの未来もお前の人生だし、
これまでの過去もお前の人生だ。」

”これまで”も”これから”も僕の人生そのものなのです。
と、いうことはつまるところ、
私が考えるには
今まさにこの”瞬間”が人生といえるでしょう。
人生とは”今”そのものです。

今という人生が積み重なり
日常、生活、一生というもの概念に
なってくるのではないのでしょうか。

まとめますとここで言いたいことは
今、まさにこの瞬間の行動は何にコミットしているのか?
という問いです。

その問いの答えを導き出すために
今回はあえてこのように文章化してみました。

この問いへの答えを持てて今を過ごすのと
そうじゃないのでは恐らく”今”の積み重なる
86,400秒の中身が違うでしょう。

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<問いへの答え>

先日、ザ・インタビューズ(誰かに質問され、それに答えるサービス)で
このような質問を頂きました。

「何をしている時が一番楽しいですか?
生きている実感を感じるのはどんな時ですか?」

それに対して私が出した答えは
「1あるものを自分を通して2にして”伝える”こと」
と答えました。

ある情報を自分になりに解釈して
それをまたアウトプットすることです。
自分なりの切り口に対して共感してくれる人が
いることに強くやりがいを感じているんですね。

ブログを書くこともそうですし、
Twitterでつぶやくことそうです。
「好きなこと、出来ること、儲かることがやるべき仕事」
と、エントリーにも書きましたがこういった
自分のやりがいを持てる点を踏まえた先が
自分のやるべき仕事なのでしょう。

改めて戻ります。
何を完遂したいと考えているのか?

ソーシャルグッド、教育、エネルギー、シェアサービスなど
色々とアイデアと、共にやりたいことはあるのですが、
つまるところ結局は
「もっとインターネット(便利なWEBサービス)を
人々にとって身近なものに」
したい
というのが私の人生においてコミットすべき問題だと捉えます。

理由としては3つ

①世界が変わる
ここでいうのは世界そのものというよりも
各個人の世界観という意味合いです。
インターネットによりこれまで経験できないような
経験をすることによって新しい価値観を得られ、
その人の世界が変わる可能性が大いにあります。
実際、僕自身の世界観も変わりました。

②面白いものは人にも薦めたい
これは誰でも持つ感覚じゃないでしょうか?
いつも友人にうざがられるので、僕のこの感覚は人一倍だと思いますww
自分で使っていいもの、みんなにも使って欲しいです。
みなさま色々と価値観はもっていると思いますが、
もっともっとインターネットに触れて
刺激的なサービスを体感して欲しいと強く思っています。

③もっともっと面白い未来が近づく
人々が今以上に多くの新しいサービスを
使うことでフォードバックのサイクルなどが早くなり
サービスの進化が進むと考えます。

Corning - A Day Made of Glass from WESTERNIZED Productions on Vimeo.

こういった未来の動画がYouTubeを探すと
沢山ありますが、このような未来が近づいていることを
考えるだけでもとてもワクワクします。

またこの3つは
前述した出来ること、好きなこと、儲かることに
対応しているとも考えます。
①、②、③を順にあてはめて考えると

出来る事=人々の世界観を変える
非常に微々たるものですがブログやTwitterなどで発信して、
コメントなどを頂く中でこんな自分でも
人に何かを伝えることができるんだと感じてます。

好きなこと=人に薦めること、紹介すること
「薦めることが好き」というも微妙な表現ですが、
少なくとも新しいもの、面白いものを発信することは好きです。
実際、今の会社でもソーシャルメディアについての
研修やサービスの紹介などは僕が行なっていますし、
素晴らしいものはみんなに知ってほしいと
強く思っています。

儲かること=未来が近づく
もっともっとネットユーザーが増えてこれば
比例してイノベーターも増え、新しいサービスを
使い始める人も増えるでしょう。
今以上にWEBサービスの発展スピードが
進みお金の流れも早くなると考えます。

「もっとインターネット(便利なWEBサービス)を
人々にとって身近なものに」というのは
ごくシンプルな考えですが、僕が常々考えているのは
突き詰めるとやはりここだと思います。

生きている一瞬をいかにこの課題に対して
コミットし続けられるか。
そこへの思いが自分を自分たらしめる意義の一つだと感じます。
そういった解決すべき課題があるのとないのでは
日々の生活の充実度合いも変わるのではないのでしょうか?

つまり
「私は誰か?」という問いに答えられるかどうかは
こういった解決すべき課題があるかどうかによると思います。

その課題があるのであれば
「私は◯◯◯をやり遂げるための人間で、
その為に存在している。」と自分の存在意義を
明確にできると思います。

※もちろんこの点だけが存在意義を考える
手段とはなりませんが、意義を考える
補助としては機能するのではないでしょうか?

難しい問題だとは思いますが、
自らの過去の成功体験やエキサイティングした
経験などの「点」をしっかり見なおせば
その答えは必ず見えてきます。

ソーシャルメディアで人と繋がる前に
今一番必要なのは、自分を知ることですから。

「問題意識」についてはイケダハヤトさんも
よくそのブログで述べていることですので、
参考になると思います。
問題意識ベースの価値創造プロセス
「好きなことを仕事にする」と「解決したい課題を見つける」の関係

ちなみに「インターネットをもっと身近なものにしたい」
という課題解決の具体的な手段として、
WEBサービスを提供するのに必要な
pcやスマートフォンの根源となる
エネルギーに注目しています。

また次回の記事でこちらについて詳しく
書きたいと思います。

以上、「自分はいったい誰なのか?」という
問いに答えるための流れをざっくりとですが
自分自身の考えをベースに紹介致しました。

これからの”個人の時代”その問いに
答えられるかかどうかが今までの
何倍も重要になってくるでしょう。

多くの経験を通してその答えも変わってくるとは
思いますが、”今”この瞬間にその問いへの答えに
コミットしていきながら今を過ごすこと、
それがもっともエキサイティングでなおかつ
今後最も重要な要素となる”共感”を得られる
武器になるでしょう。

やろうと思えば何でもできる世の中です。
人生一回きり、そして与えられている時間はみんな平等。
後悔のないように面白いことをしましょう!

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