25才からの10年は、これまでの4年分しかない件
以前、「歳をとる毎に1年が加速度的に早くなる」2つの理由と対策」を紹介したが、先日の社内の若手向セミナーを行った際に、感銘を受けたとのコメントをいただいた
「25才からの10年は、20才までの4年分にしか感じないほど早い。本当に早いぞ。」
を、繰り返しになるが紹介しておきたい。
ロジックは簡単である。自分の人生経験を分母として、今自分が生きている時間を感じるので、
10歳からの10年は 10年/10年 = 1
25歳からの10年は 10年/25年 = 0.4
25歳からの10年は、10歳からの10年の4割、つまり4年分ということになる。
25歳のみなさんは、
4年前から今までどれぐらい早かったかを考えれば、おなじぐらいの感覚で、これからの10年が過ぎる。そう、
「あっ!というまに35歳」
になってしまうのだ。浦島太郎なみの速度である。
さて、みなさんは、この4年は早かっただろうか?これからの(4年感覚で過ぎてしまう)10年をどのように生きるのだろうか? ぜひ、これを機会に考えてみて欲しい。
そして、
10年後に自分はどのようになっていたいか?
10年後の自分の成功イメージはどんなものか?
を考えてみて欲しいのだ。 私は25歳の時には、
・ 家を持ち小学生の二人の子どもと妻との楽しい家庭を作り上げ
・ 自他共に認めるSI会社のプロの営業マンになっている
という二つのロールでの成功の姿をイメージし、それに向かって努力してきた。
そして、あっ、という間にその35歳も過ぎてしまい、さらに10年以上がたった。 いやはや、本当に早かった。 ちょっと前まで27歳だったのに。
*厳密に言えば、もっとしっかり計算しなくてはならないが、ほぼ、そんな感覚ということで許してほしい。