私がブログを書く”個人としての”メリット
会社に勤める個人として「転職の可能性の拡大」「人脈」など、ブログを継続するメリットは多い。
例年、GWは、あれもやりたい、これもやらねばと沢山やることをリストアップして、結局、何もかも中途半端になってしまう。 今年も英語の勉強、投資信託など金儲け、家の中の模様替え、アクリル画を完成、セカンドライフに参加、流し読みしたWeb2.0/SNS関連書籍11冊読破、家族で海外旅行、などなど、いろいろと考えていたが、今年はちょっと視点を変えてみた。
結果として「10年後の自分の人生に役立つことだけにフォーカス」して、GW(ゴールデンウイーク, Not グループウエア)中にやりきろうと考えた。 それを考える中で、これだけ時間と頭を使い、リスクをおかしてまでして何故ブログを続けるのか、企業の中の個人としてのメリットとして私が実感しているものをまとめた。
〇転職などの選択肢が広がる
ブログを始めてからヘッドハンティングやリクルート会社からの転職斡旋の声が沢山かかるようになった。 ブログを見て誰を候補にするかを考えているわけではないようだが、ブログの内容で人柄、人間としての深み、そして、メールアドレスを確認しているようである。
今のところ、実際にチャレンジすることは、ほとんどなかったが、将来の選択肢が増え、自分のチャレンジ精神も維持できる。
また、企業のエグゼクティブになるために自分が高めなくてはならないスキルや求められる人材像のトレンドがわかり、自分をどの方向に高めたら良いかがわかる。
→会社としても、社員が転職できるほどのスペシャリストに育ってくれれば価値がある。
→仮に転職してしまった場合でも、転職した社員が業界での新たなチャネルとなる。
〇自分の考えをまとめる癖がつく
自分でわかっているつもりでも、書いてみると整理されていない部分がわかり、少ない時間で様々な情報をチェックして整理していく毎日のリズムができることがわかった。
また、自分だけでなく多くの人からの意見も取り入れて行く事で新しい視点が入り、物事を立体的に合理的に整理できる癖ができる。
→ 企業にとっても社員のコンピテンシー向上は価値がある
〇新しいジェネレーションのIT利用の文化がわかる
チャット、ブログが馴染む世代が企業に入ってきており、私のようなWeb1.0の人間がどのようにジェネレーションギャップを埋めていけば良いのかの「感覚」がわかる。 しきたりがわかるだけでも大きな意義がある。
〇IBM社内に自分がSNSの第一人者であることをアピールできる
社内で新たなプロジェクトが起きたときに「SNSなら吉田さんが詳しいらしいよ」と声がかかることが増え、会社の中での存在価値が高まる。
→ 会社として、スペシャリストが増えることで戦力UP
〇初めて行くお客様との早期の信頼獲得
初めてお客様を訪問する時に、事前にブログのURLを送っておくことで自分の専門分野と、お客様に対してどのような価値を提供できる人間であるかを事前に知らせることが出来る。
お客様に「どんな価値が提供できる人」なのかを理解していただかなくては、信頼関係のある会話は出来ず、営業などはそこに時間と工数をかけるが、この時間が最小限になる。
(ただし、現実に職場で起きている内容はかけないが、、、)
〇将来、本を書くときの文章能力向上
将来、ある分野の本を書こうと思っている。 今は、まだまだ、未熟であるが、ブログを書くことを文章力を高め、人のブログを読むことで文章力を高め、ブログを書くために本を読むことが文章力が高まる。
〇ブロガーコミュニティーによるチャネル拡大
ブロガーズミーティングに参加したり、トラックバックのやりとりなどで、まだ、話したことのない人たちへのチャネルが増える
〇昔の知人、友人とのコミュニケーション復活
以前の会社で薄い付き合いだった方や学生時代の友達から「ブログ見てます」とメールが来ることが増えた。 商談中の会社の要職についていたり、起業するから一緒にやらないか、など様々なチャンスが飛び込んでくる。
〇海外の最新記事からネタを探すことで、英語力向上
転職でも、社内でのポジションを確立するためにも、子供たちからの信頼を獲得するためにも、英語は必要不可欠である。 英語は続けることが重要だが、英語記事を必死に読んでいる中で自然にモチベーションが維持できる。
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自分ののキャリア開発という意味でも、ブログを書き続けることは、大きな価値がある。 結果として、GW中はブログへの投稿は、ほとんどしなかったが、書き続ける意義がはっきりした。
ps,
実は、今日「社員が社外のブログを書く企業のメリット」というタイトルで投稿を用意していたのだが、昼休みにアップしようとした時に、ブロガーとして尊敬する人の一人である林さんのブログに同様の投稿があることがわかり、急遽タイトルと内容を変更した。