上場延期の「Omiai」のネットマーケティングの純利益が2億7千万円で73%増:1分で読める注目の非上場企業の決算まとめ
直前に上場申請を取り下げた「Omiai」の株式会社ネットマーケティングの純利益が2億7000万円で73%増、2015年10月1日の決算速報です。
第11期決算公告 9月30日官報94頁より
当期純利益()内は前年比
273,998千円(+73%)
利益剰余金()内は前年比
421,674千円(-)
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企業情報
企業概要
主要事業は、アフィリエイト広告を主体とした「広告代理事業」とFacebookを活用した恋愛マッチングアプリ『Omiai』やダイレクトリクルーティング『Switch.』等を運営する「メディア事業」です。 特に、2012年2月にリリースした『Omiai』は、 2013年12月にはYahoo! JAPANと提携する等、注目を浴びました。
最近の動向
ネットマーケティングといえば、8月に上場を取り下げて話題になりましたが、その時の要因は広告事業の方の主要取引先の経営状況の悪化ではないかと噂されていました。『Omiai』事業の方もやや後発の『Pairs』に押され気味のようでしたが、今回の決算数字を見る限り、全体としては順調な模様ですね。
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決算数字の留意事項
基本的に、当期純利益はその期の最終的な損益を、利益剰余金はその期までの累積黒字額or赤字額を示しています。ただし、当期純利益だけでは広告や設備等への投資状況や突発的な損益発生等の個別状況までは把握できないことがあります。また、利益剰余金に関しても、資本金に組み入れることも可能なので、それが少ないorマイナス=良くない、とはならないケースもありますので、企業の経営状況の判断基準の一つとしてご利用下さい。
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