エキサイトやLINE、自治体を裏から支える高電社:1分で読める注目の非上場企業の決算まとめ
エキサイトやLINE等の有名サービスや自治体に自動翻訳ソリューションを提供する、老舗ITベンチャー株式会社高電社の当期純利益は2300万円&利益剰余金は4億4700万円、2015年9月25日の決算速報です。
第33期決算公告 9月24日官報91頁より
当期純利益()内は前年比
23,495千円(-)
利益剰余金()内は前年比
447,851千円(-)
企業情報
企業概要
1979年に大阪で創業、1981年には日本初の日本語ワープロとなる「WORD3000」の販売を行っている老舗ITベンチャーです。現在の主力事業は、中国語等のパッケージソフト事業、自動翻訳などのITソリューション事業、人力や派遣による翻訳・通訳サービスで、自動翻訳ソリューションはエキサイトやLINE、ニフティといった有名サービスや自治体に導入されています。
最近の動向
昨今のITベンチャーのような派手さはないですが、業績や事例を見ても分かる通り、コアをトレンドに対応させながら、堅実に事業展開している様子が伺えます。今後の訪日観光客増加や東京オリンピックに向けて、益々活躍の場が広がりそうです。ちなみに、マスコットキャラのLINEスタンプも出されてます。
その他企業情報
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決算数字の留意事項
基本的に、当期純利益はその期の最終的な損益を、利益剰余金はその期までの累積黒字額or赤字額を示しています。ただし、当期純利益だけでは広告や設備等への投資状況や突発的な損益発生等の個別状況までは把握できないことがあります。また、利益剰余金に関しても、資本金に組み入れることも可能なので、それが少ないorマイナス=会社良くない状態、とは言えないケースもありますので、企業の経営状況の判断基準の一つとしてご利用下さい。
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