携帯電話分野で輸出産業を企む
先日のエントリーにて「携帯分野にて輸出産業を企んでいる」と書きました。
そうなんです。PC分野でのインターネットサービスは
日本は何歩か出遅れていても携帯電話分野は違います。
ドコモさんの御陰で日本の携帯文化は、よく言えば非常に発展し、
悪く言えばガラパゴス化して日本国内にて独自に発展してきました。
ここでお聞きしたいのですが、i-modeの開始はいつかご存じでしょうか。
1999年2月です。
もう10年以上の月日が流れ、その間様々なサービスがドコモ,AU(KDDI),Softbank(Vodafone)
から提供され発展してきました。
例を挙げるときりがないですが、
・着メロ
・着うた
・絵文字
・デコメ
・写メール
・iアプリ
・テレビ電話
・ネットバンキング
・オサイフケータイ
・iモーションメール(動画メール)
・TVワンセグケータイ
・モバイルsuica
・iコンシェル
・GPSケータイ
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なんといいますか、昔の小学生のころ流行った、多機能筆箱のように、
もしくはアーミーナイフのように、携帯電話でなんでもできてしまいます。
できないことを探す方が難しいぐらいです。
その一方で世界の携帯電話事情はどうでしょうか。
最近になってようやくiPhoneなどのスマートフォンによっていろんなことが
できるようになってきましたが、ついこの間まで携帯電話で
インターネットメールすら使えない状態でした。
つまり海外の携帯電話の機能、サービスはまだまだ
日本の足下にも及ばないのが現状なのです。
iPhoneでiPhoneアプリが騒がれていますが、ドコモはとっくの昔の
2001年発売の503iシリーズからiアプリサービスを始めているのです。
極端に言えば7年ぐらい携帯電話に関しては
日本は携帯電話に関するサービスを先取りしているといっても過言ではないと思います。
その期間の中で様々なサービスが展開され、新しいものが大好きな我々日本国民は
携帯電話から「ケータイ」という言葉を創り出し、ケータイ文化を創り上げてきました。
僕の頭の中では
Nokia or Motorola mobile phone = 携帯電話 ≠ ケータイ
です。日本の携帯電話は単なる「携帯できる電話」ではなく「ケータイ」なのです。
「ケータイ」は日本の独自の文化だと思います。
僕はこの「ケータイ」文化を海外に輸出するビジネスを手がけたいと考えています。
(さらにつづく)