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LG Optimus Pad L-06C/Android3.0(Honeycomb)特集【2】外観編

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昨日(2011/06/13)の『スペック&開封・起動動画』の続編となります。

Androidタブレットは、7インチモデルを中心にスタートし、徐々に大型ディスプレイ搭載機種が増加していますが、GoogleのAndroidの施策として、タブレットに最適なOSをとAndroid3.0(Honecomb)を推奨してきた流れがあり、その強みを活かす手段の1つとして、大型化が重要なポイントとなるのかもしれません。

スマートフォンの4.3インチクラスまでがパーソナルのモバイル端末として普及しているわけですが、

  • 画面サイズが大きいほうが高精細で情報量を増やせる
  • 動画閲覧など、大画面が良いとされる用途がある
  • 1つの画面を数人でシェアしたり、ビジネスでの活用にスマホは小さすぎる


などなど。 7インチまではスーツの内ポケットに入るけど、それを超えるとバッグの中にしまうか、持ち出さずに使う端末ということになるかと思いますが、Optimus Padも大型ディスプレイ化を図っていますが、自社でこのサイズが最適=7インチでは小さい・10インチでは大きい(重くなる)というお話をお聞きしました。

確かに、『持ち出して使う』『リビング端末としても使う』サイズということでの選択なのだと思います。

技術革新により、軽量化が進むのが常ではありますが、現時点で10インチは『ちょっと重くて、毎日持ち出すのは』という意見も多いでしょうし、特に法人で利用する営業系の端末であれば、対比がノートPCだったりするので、『軽くなった』という見方もできますが、とはいえ、まだまだ、Androidタブレットの企業大量導入には、OSがリリースされて間もないという事などから、早すぎる時期と考えると、パーソナルなタブレット端末が現時点での商品ポジションになるのだと思われ、それ故に、見た目や、サイズ・重量は、重要な選定ポイントとなります。

スペックとしては『サイズ:H150mm x W243mm x D12.8mm(最厚部 約 14.1mm)、 質量:620g』ということで、多くのスマートフォンと比して、ディスプレイは大きく、しかし厚さは大差が無い(何機種も、これよりも厚いスマホがあります。)、重さも多くのノートPCよりもはるかに軽く、バッグに入れて持ち運びしやすいと言えるでしょう。

製品名のOptimusは、ラテン語で『最も良い』という英語のBEST(ベスト)と同等の意味ということで、つまりは、『最も良いPad(タブレット端末)』というネーミングです。

◆ウィクショナリー日本語版「optimus」
 http://ja.wiktionary.org/wiki/optimus

ということで、誰にとって最も良いかが大切なわけですが、個人向け端末と考え、選定するポイントとして重要な『外観』をご紹介いたします。

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液晶周辺はブラックの枠エリアがあるため、画面が見やすく、特に高精細で広視野角のIPS液晶だけに斜め横から見ても、非常美しいディスプレイです。

Android3.0では、スマートフォン向けOSと異なり、ハードウェアのボタンを減らす事ができる戻るボタン・ホームボタンが画面左下に配置されています。(そのならびに、実行中のタスクをサムネイル表示するボタンも用意されています。)

右下の時計エリアをタッチすると、設定などが表示されます。設定メニューへのナビゲーションとしては余計なプロセスが入っているという考え方もありますが、通知やWi-Fi設定などが集約されていたり、タスクに直前の設定画面が残っているケースもあるので、個人的には利便性が向上していると感じます。

Androidスマホに慣れていると、ついついハードウェアのボタン(物理キーかタッチ式)を探してしまう感覚は、抜けませんが、ディスプレイに集中していることで、機種ごとに配置が違う(メニューキーと戻るキーの位置は、メーカーごとに勝手に配置している)ことよりは、ユーザにとって使いやすさがあるかと思います。

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背面は、滑りにくいマットなラバータイプで、質感の良いさわり心地。更に、センターには、『with Google』ロゴが配され、グローバル端末らしい感じが新鮮です。(国内のAndridフォンは、キャリアロゴか製品ロゴがメインであり、このロゴは少ないので)

5メガピクセルのデュアルカメラ搭載で3D撮影に対応しているタブレットというのは、かなりアグレッシブな仕様ではないかと思われます。

右側の切れ込みは、スライドして外せる構造になっており、SIMを挿入する部分が隠れています。

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SIM差し込み位置。左に小さなが黄緑色の点見えますがRESET用のボタンです。

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本体下部にあるHDMIミニプラグ(タイプC)およびmicroUSBインターフェイス。

スマホのHDMIは形状がタイプDなので、新たに購入される際は注意が必要です。

また、microUSBは、PC接続用途に限定され、充電はできません。

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横向き時の上部にあるボリュームボタン。操作性は良好です。

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横向き時の左サイド。写真左側から電源ボタン、ステレオスピーカー(L)、3.5mmヘッドホンピンジャック、少し離れて充電用のジャック、。

縦向き利用時は、この面が下側になり、このスピーカーの音は鳴らなずに、右サイドの2個が上部となり、ステレオスピーカーとなります。

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スピーカー周辺のアップ。

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横向き時の右サイドのスピーカー2個。

横向き時に下側となるスピーカーは、縦向き利用時にのみ右スピーカーとして音が出る仕様となっています。 上側となるスピーカーは、横向き時の右スピーカーですが、縦向き利用時は左スピーカーに変わって音が出る仕様です。

このような、利用する向きによって、自動的に音の出力を変更する機能は、リビング利用にLGが力を入れている証なのかもしれません。

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