オルタナティブ・ブログ > 破壊的イノベーションでキャズム越え >

国境なきオープンイノベーション(C&D)で、世界のソフトを日本で仕上げて世界で売り抜く!

事前のリーク情報が流れていたので驚きは無かったNTT DoCoMo 新モデル発表会2011春でのAndroid端末3機種

»

ストリーミング配信を見ても大きな驚きもなかった『NTTドコモ 新モデル発表会2011春』ですし、あえて私がブログで取り上げる必要もないかとも思ったのですが、備忘と今回発表製品情報へのショートカット的な情報ということで。

-

Nttdocomo_2011new_model_debut
NTT-DoCoMo 2011 New Model Debut!
http://www.nttdocomo.co.jp/2011_newmodel/index.html

-

◆製品説明会資料

※後日、発表会のビデオがオンデマンド配信される予定とのことです。
 http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/ir/library/presentation/index.html#110224

-

◆Android端末3機種の製品情報ページとスペック一覧

製品名 Xperia arc MEDIAS Optimus Pad
型番

SO-01C

N-04C

L-06C

メーカー Sony Ericsson Mobile Communications NEC カシオモバイルコミュニケーション LG
発売時期 2011年3月24日 2011年3月15日 2011年3月下旬
特徴 最薄部8.7mm&
HSDPA・14Mbps高速ネットワーク対応(2011年6月開始)
世界最薄7.7mm&超軽量、ワンセグ・おサイフケータイ 8.9インチ・軽量620g、6400mAh大容量バッテリー&Android3.0(Honeycomb)搭載
カラーバリエーション Sakura Pink
Midnight Blue
Misty Silver
MEDIAS Black
MEDIAS White
Mat Black
寸法 H125mm x W63mm x D約 10.9mm
(最厚部:11.4mm)
H127mm x W62mm x D7.7mm
(最厚部:約8.7mm)
H150mm x W243mm x D12.8mm
(最厚部:約14.1mm)
質量 約 118g 105g 約 620g
3G連続待受時間 約 400時間 約 360時間 900時間
GSM連続待受時間 約 270時間 約 220時間 約 750時間
連続通話時間(3G/GSM) 340分/約 390分 約 250分/約 250分 -
メインディスプレイ 約 4.2インチ/横 480ドット×縦 854ドット・フルワイドVGA TFT液晶/16,777,216色 約 4.0インチ/横 480ドット×縦 854ドット・フルワイドVGA TFT液晶/262,114色 約 8.9インチ/横 1280ドット×縦 768ドット・ワイドXGA TFT液晶/16,777,216色
外部メモリー microSD(2GB)
microSDHC(32GB)
microSD(2GB)
microSDHC(32GB)
非対応
外側カメラ機能(有効画素数/記録画素数) CMOSカメラ(約 810万/約 800万 CMOSカメラ(約 510万/約 500万) CMOSカメラ(約 510万/約 500万)
内側カメラ機能(有効画素数/記録画素数) - - CMOSカメラ(約 200万/約 120万)

※スペックで良いスペックにピンク文字、気になる非対応をアカ文字で強調しました。
-

◆スマートフォン対応サービス・機能の拡充

  • Androidマーケットでのアプリ・コンテンツ購入におけるキャリア課金対応のspモード機能拡張(月額1万円まで)
  • 月額使用料無料の『電話帳バックアップ』サービスの提供
  • GPSでは位置情報を取得できない屋内や地下で有効な『基地局データを活用した位置情報』の提供
  • 定額データプラン・従量データプラン利用者向けのspモード対応

_hr_green

ライブ配信を見て、報道資料やサイトの製品情報などを一通り確認しましたが、今回の3機種が現行モデルや他キャリアの端末と比較した際に、優位性のあるスペックを全て実装している端末は無い ので、購入者が自分で気になるポイントを重視して選択することになります。

Xperia arcは、現行モデルX10からの人気の延長で、かつSakra Pinkで女性ユーザを広く獲得しようという意気込みを感じます。(発表会でも1月の販売で女性の35%程度がスマフォ=Android端末をセレクトしている現状が説明されていました) また、最薄はNEC端末ではありますが、十分に薄い最薄部8.7mm、8Mピクセルのカメラ・HSDPA・14Mbps高速ネットワーク対応といったスペックも含め、売れる端末になると思います。
気になるのは、夏のXperiaシリーズにておサイフケータイ対応機種がでるような話もあり(au版のXpeia arcでもそれら機能が実装されるようですが)るので、機能的な不足を感じるような人は、他機種の選択または待ちということになりそうです。そして個人的には、 カラーバリエーションにホワイトが無い事が非常に残念で、セクシーなというかXperiaらしいボディデザインでホワイトがあれば・・・と。

MEDIAS N-04Cは、NEC カシオモバイルコミュニケーションとしての1機種目のスマートフォンとなりますが(待望の)、ドコモから発売されているAndroid端末の中で、私的に一番欲しいと思える1台です。 おサイフケータイ・ワンセグを実装しつつも世界最薄7.7mmを実現し、最厚部でもXpeia arcの最薄8.7mmというのは脅威のスペックですし4インチクラスでの105gはかなり軽く感じるでしょう。実際、そこだけに惚れそうな感じですが、私的な好みとして今回発表の端末で唯一のホワイトカラーという点も見逃せません。
但し、カメラが5.1Mピクセルという低スペック(GalaxyS相当と考えれば納得できる可能性大ですが)、色数も26万色、バッテリーの持ち時間も短いという点については、実機確認やレビュー記事を確認してからということになるかもしれません。

Optimus Pad L-06Cは、電話が実装されていないもののNTTドコモの『スマートフォン』カテゴリに属するLG社製Androidタブレット端末ですが、現行iPadクラスの大画面でありながらiPadより若干軽い620g、そして6400mAh大容量バッテリーという2点は好印象でした。
但し、外部メモリーに非対応という点が、企業向けとしては良いのですが、個人利用としては気になる点です。

-

レグザフォンは売れすぎてかなりの予約待ちがあるということで、そこからXperia arcとおサイフケータイ付きスマフォが欲しい人向けのMEDIASは、予約爆裂になりそうです。

スグに手に入れたい人は、3月4日からの予約開始を待たずして、ヨドバシ・ビックカメラなどの量販店にダッシュで予約しに行ったほうが良いかもしれません。(予約受付をしているかは各店にご確認ください。)

-

Comment(2)