『Ustreamは「ニュータイプ記者」を生むか』とITmediaエンタープライズメールで編集部・西尾さん。 Ust用のマイクは何が良いのか? on Twitter
最近、朝カフェ次世代研究会での超早起き早朝勉強会や、どうでもいいような自身の料理をUstreamでライブ配信したりしているので、昨年の今頃とは全くことなる身近な個人のライブ配信になり、時代の進みの早さを実感しています。
そんな昨今ですが、Twitterにて、ITmediaエンタープライズ編集部の西尾さん(@makeplex)が、
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Skypeか何かにつかうんだろうなぁと思ってら、
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ところがどっこい
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安易なリターンだったと反省し、仕事の合間にネットで調べたり、ビックカメラ有楽町に寄る予定があったので、マイクの売ってるコーナーを覗いたり。そして、
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その後、関連するtweetを眺めていたら、いろいろなリターンが寄せられていたようで、遅かったなぁと反省したのですが、
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そのやり取りの向こうには、メルマガ(ニュース配信)内のコンテンツがありました。
今日のITmediaエンタープライズメール木曜版の編集後記「担当より」に西尾さんの背景を読み取ることができました。なので、あえて内容を全文引用させていただきます。
これは併せて、「まだメルマガなんか見てるの?」「サーチエンジンで十分じゃない?」という方に考えてみてほしいのですが、この編集後記のような内容は、なかなかWeb上には掲載されておらず、あるいは掲載されたとしても、そのコンテンツにリーチすることは容易ではないと思います。
その道の方が、どのような事を今、何を考えているのか、何が起きたのか、tweetの140文字以内の積み重ねの裏には、何があったのかということを知ることができる可能性があるので、私は、数多くのメルマガを受信し続けています。
ITmediaエンタープライズは、大企業向けのITビジネスを担当される多くの人に、そして、新人クラスの方にも、ぜひとも購読して頂きたいコンテンツということで、ご参照ください。(記事の本文は掲載しませんが。)
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╋担当より
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最近はUstreamを利用したライブ配信の基盤整備に注力しています。いわゆるWebメデ
ィアと呼ばれるITmedia エンタープライズですが、ご存じの通りここで流通するコン
テンツはテキストが中心です。
しかし現在、テキストだけでなく、音声や動画も有用な表現手段として存在します。
それぞれメリット・デメリットがありますので、補完関係を維持しながら利用するこ
とで、さらに表現力を高めたコンテンツが提供できるようになります。表現力という
言葉が分かりにくいのであれば、「より楽しい企画」としてもよいかもしれません。
具体的な最初のステップとしては、発表会などの取材を行う際、リアルタイムで配信
することを想定しています。しかし、いざやってみようとするとこれが意外に大変で
す。Ustreamで質の高い映像を提供するには、ある程度の機材が必要となりますが、
フル装備したら3倍くらいの重さになりそうな勢いです。
持ち運びはまだ許容できますが、カメラワークなどを意識しながら、記事にするため
のメモを取り、質問項目を考えるなど、かなりマルチプロセスとなります。これらを
一人でやるのはなかなか大変です。メモを取る作業などはカメラで録画して後で見直
せばいいではないか、と思われるかもしれませんが、それでは録画したものを再度見
直す必要があり、時間のロスとなります。結局のところ、記者としての作業をこなし
ながら、撮影もできなければ使い物にならないわけです。
リアルタイム配信という手段を用いながら、取材としての完成度を高めていく、とい
うのは、野心的な取り組みですが、本当の問題は、その際に生じるマルチタスクをど
う処理するかです。人的なリソースには上限がありますので、人海戦術は取れません
必然的に記者のスキルアップが求められることになります。それも、これまでにない
レベルで。あるいはソーシャルな関係性を利用して分散処理する方法を考える必要が
あるかもしれません。
電子書籍が世間では話題ですが、わたしの理解では、電子書籍というのはコンテナで
あり、中に入っているのはテキストだけではなくてもよいわけです。ここで、映画
「ハリー・ポッター」に出てくる日刊予言者新聞をイメージしてもらうとよいかと思
いますが、動画を入れ込んでいくこともできるわけです。実現には課題もありますが
電子書籍の定義を自ら狭める必要はありません。
楽しい企画を実現するには、さまざまな手法を生かせる方が基本的には有利です。ラ
イブ配信と電子書籍の一般化によって、記者とメディアディストリビューションのあ
り方は変わりつつあります。まだ手探りな部分もありますが、そうしたコンテンツが
ITmediaエンタープライズで掲載された際には、ご意見いただければ幸いです。
(編集部 西尾 a.k.a makeplex)
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ネット専業ニュースであるITmediaさんですが、文字と写真と絵の世界に、映像を加えるときが来つつあることが分かります。
本文にもあるように、限られた取材人員体制で、どれだけのクオリティを出せるかという「プロの記者」ならではの悩みや検討事項があるのだと、安易な「これでいいんじゃないの」的な昨日の返信、申し訳なかったと反省です。
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反省したからには、当然、自身の興味もあるからですが、諸々考えてみたり、調べてることを継続するつもりですが、(先月のXperiaほど、掘り下げることはないと思います)
- Ust配信する場所(環境)を考える
- Ust配信するコンテンツを考える
- Ust配信するネット接続帯域を考える
- マイクそのもの(機能・特性)を知る
- 実際にインタビューなどを配信している人が使用しているマイクを知る
モノを選ぶ前に、いくつかの条件を考えることで、やみくもにモノを探すよりも、最適解が見つかるかと思います。
これら5点について、調べていきますが、専門家ではない私個人1人では限界があるので、コメントやTwitterなどでご意見・情報をお寄せいただけましたら幸甚です。
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【追記】
※タイトル打つ途中で、本文が空のまま保存されていたブログが掲載されておりました。そちらを見られた方に、謹んでお詫び申し上げます。
※Twitter コピペツールBlackbird Pie (http://media.twitter.com/blackbird-pie/)を試しての掲載、見にくい状態で、申し訳ありません。後程、見やすくなるような修正を行います。 (現在、Xperia から編集しており、修正に時間を要するので、PC から、後程となります。)
【追記】
Blackbird Pieによるコピペは、TypePadによるHTML自動補正により、崩れてしまうのではないかと思いますが、手動で無事(?)に修正完了しました。
(自動が複数重なると、エラーが起きやすくなるというパターンにはまったことですね。)
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こんなんがいいかと思ったというピンマイク例
http://www.amazon.co.jp/dp/B0014THK5E/
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