オルタナティブ・ブログ > 破壊的イノベーションでキャズム越え >

国境なきオープンイノベーション(C&D)で、世界のソフトを日本で仕上げて世界で売り抜く!

今日は、あいにくの台風でしたが『IBM Rational Software Conference 2009』(Rationalの日本最大のイベント)大盛況でした!

»

本当に、天気だけは、コントロールできませんね。
(ディズニーシーのストームライダーぐらいです。)

それも、2年ぶりの上陸で、過去最大級の台風が、日本縦断ですから。

台風ネタは、8月のログをご参照にて(non-IT!)

2009/08/31 この時期に気になる小学生・中学生の夏休みの宿題(自由課題)にちょうど良い(?) 『台風の統計』について

--

さておき、本題です。

◆IBM Rational Software Conference 2009
 精巧なソフトウェア開発で実現するスマートなビジネス
 http://www-06.ibm.com/software/jp/rational/events/rsc2009/

 「ビジネスを動かす原動力へ。」

【開催概要】

開催日時2009年10月8日(木曜日)10時~18時30分 (受付開始 : 9時20分)

会場グランドプリンスホテル赤坂
〒102-8585 東京都千代田区紀尾井町1-2

参加費12,000円 (税込/事前登録制)
 ※ご招待の方は無料です。

プログラム
http://www-06.ibm.com/software/jp/rational/events/rsc2009/program.html

--

ちなみに、私のセレクトは、

--

おそらく、お世話になっている Rationalチームの皆さまはいらっしゃるでしょうし、もしかしたら、ソフトウェア事業・古長さまとか、オルタナブロガーの永井孝尚さんにも会えるかもしれません。。。1,000名ものイベントなので、微妙ですが。

--

そうそう、忘れてはいけないのは、オルタナブロガーの講演です。

それを書こうと思ってこのログを書き始めていたのに、ここまですっかり忘れかけてますし(汗;)

※漏れがありましたら、お教えください。

--

アメニモマケズ カゼニモマケズ 何とか行きたいと思ってます。思っていました。。。



--

7:30 現在、雨量はそうでもないのですが、風がとんでもない状況で、どうも家を出て歩ける状況にはならず、予報でも益々悪化。 東海道線も止まってしまったので、ややあきらめモード別ルートでGO!です。

--

結局、小田急線-東急田園都市線で、無事に会場に到着できました。

--

今日のイベントで、事前の指摘興味が大きかったのは、

【D-1】 どう守る?企業のWebサイト・クオリティー

でした。

バーチャルコミュニケーションズ 代表の島田氏によるプレゼンと、日本アイ・ビー・エム Rational テクニカルセールス 雨宮氏による製品紹介という構成でした。

・大量の企業のWebサイトのページにある問題を人手で見つけることは大変。
(問題の定義がなされていなかったのか、冒頭の数分に出れなかったので、そこで話されていたかは不明ですが、当日のスライド配布がないイベントは、こういったときに困りますね。)

・サイトの品質の時代的な流れについて
デザイン統一(基準不在)
→ガイドライン(基準策定)
→エンタープライズクオリティ(品質保持向上)

・ツール「Rational Policy Tester」について、

「人員を増加することなく、数100~数10万のページをCTスキャンのようにチェックして、ページあたり数100に及ぶチェック項目から問題を検出して、自動的にレポーティングしてくれる。」

とのこと。

・Rational Policy Tester 製品のエディション説明
 Quality Edition:サイト品質(コンテンツとしての)=リンク、title、alt、深さ、遅さなどを検査
 Privacy Edition:個人情報にかかわるリスクの検出=HTTP通信しているかなど
 Accessbility Edition:体の不自由な人への対応がなされているか=WCAGガイドラインなど

-

アプリケーションの品質だけでなく、実際にサイトを使用する人のための品質、とても重要で、自動化ニーズが非常に高く、良い製品だと思いました。

Rational AppScanは、住商情報システムとの共催セミナーで見せて頂いているので、存じていたのですが、このPolicy Testerも含めた提案は、非常に大事ですね。
(ただ、対象となる相手が、コンテンツ運用系、インフラ系、アプリ系で全て異なるので、CIOなどの経営層や企業・製品ブランド管理者などへのアプローチも、並行する必要がありそうですね。)

--

その他のセッションについても、簡単に。

【E-2】 情報を一元管理することで見えてくる品質向上と効率化のポイント

・バグ発生によるコストUPは、後のフェーズ(システムテスト、受け入れテスト、本番稼動)になると急激に高まる

・テスト行程は、開発の20%~40%

・統計的アプローチによる品質管理

・リスクモデルによるテスト計画(ビジネス的要因と技術的要因)

・テスト自動化は、リスクの高いところから実施

・開発規模が大きくなると管理作業・その他の作業比率が上昇する

・Rational Quality Manager は、アダプタにより他ツールとの統合が可能

--

【E-3】 これでテスト工程は1/2へ

・3年前にテスト自動化を目指す=テストを変える

 - QAチームを作る
 - テスト担当者を重視する=優秀なベテランの配備、プログラムできる人を配備
 - テスト担当者と開発者を近くする(物理的に)

・オープンソース系の開発環境とテスト環境および
 Rational Function Tester/Rational Performance Testerによるテスト実行

 - DBUnitによるテストデータ投入・結果比較、TestLink・Bugzilla、Zoops/Wiki、VMWareによるマルチプラットホーム(→Oracle VMに変更予定)、テスト停止時の自動リブート・・・

そして3時のチロルチョコ1つぶ

キュートなテクニックです。(&冒頭に書いた、ストームライダーにも通じる、、、「おやつのピーナッツOK」 って知らないですかね。)

--

マネジメント層・Webサイト管理者・ブランド管理者に向けたサイト品質に関するセミナーイベント(AppScan+Policy Tester +テストツール)をできるだけ簡単でわかりやすい(開発者向け用語ではなく、一般向けの平たい言葉で) でできると面白そうかなぁと。

--

IBM Rationalチームの皆様

ありがとうございました!

Comment(8)