フォワード(forward)。
日大二高の決勝戦での敗戦により、ITネタを書きますと宣言したのですが、なぜだか、ソーシャルな話題が。。。
今夜は、フォワードです。
さて、「フォワード(forward)」ですが、わかりやすいところで、映画の『ペイフォワード』(Pay It Forward)的な意味のフォワードです。
映画をまだ見ていないかたも、DVDが既に1,000円ちょっとで購入できるので、買っても後悔はあまりしないかと思いますし、普通にレンタルして観て頂いてもと思うのですが。
簡単にいえば、受けたことを返すのではなく誰かに送るというフォワードです。
受ける相手が、目上の方であったり、なかなか返すことができないものではないかと思いますし、返して欲しいと思わない方も多いと思います。
では、受けたままで良いのか?ということで、誰かに送るということなのです。
この映画を見た時、自分が思ってきたこと、やってきたこと(やろうと思ってきたこと)が、ここにあると思いました。
(もちろん、この映画について、賛否があることは当然なので、あくまでも、私個人の心としてのお話です。 残念であったり、悩ましいことなのですが、ブログで書くと、想定外のコメントをもらうこともあるので、慎重に書かねばとも思う一方で、瞬間の気持ち・感情を文章にすることが、メディアの記者の方々とはちがう、ブロガー的ミッションでもあるので、ご容赦・多めに見て頂きたいと願っています。もちろん、間違いは、即時訂正します。)
分かりやすい例として、
先輩にご馳走になった。先輩におごり返すのではなく、後輩におごる。
というようなことです。
この例では、金銭的な「受ける」ことですが、指導であったり、思いやりなどの心であったり、いろいろ、受けることがあると思います。
さて、ここで、ホントは、『年金と就労支援』について書かねばと思って帰宅したのですが、フジTVの「すぽると」にて、9歳のトライアスロンにチャレンジしている少年の特集をみていたところ、先に『フォワード』を書かねばとなりました。
この9歳の少年は、相撲やサッカーなどのスポーツもやってきて、それぞれの目標を持っているのですが、番組インタビューの最後に、
「忘れてた。 引退したらスポーツの学校を作って、指導すること。 いろいろ指導してくれたコーチに恩返しができないから。」 (正確なコメントではありませんが、概ね。)
というような話をしたのです。
学生さんや、ベンチャーを志す方など、後輩的な人々に指導するなかで、「返さずにフォワードしてね」と言ってきたのですが、「フォワードする」ことを自ら発言した後輩的な人がおらず(20代・30代・40代序盤)、あまりにも感動したので、ブログに書かせてもらうことにしました。
親御さんは、ペイフォワードの映画を見たのではないか?とか、あるいは、9歳の彼が、どういった指導者に巡り合ってきたのか?とか、気になって気になって、しかたありません。
明日以降にググるなり、フジTVに問い合わせるなりして、9歳の少年に、話を聞きに行きたいなぁと思うぐらいです。
トライアスロンの大会が8月の後半にあるので、それ以降で良いので、是非とも、会って彼の話を聞きたいです。
親御さん、指導者の方々にも、会ってみたいです。
そんな、指導者・親・先輩・人・・・でありたいと思います。
そして、この「フォワード(送る)する」ことと、「べきことをする」ことの2つは、死ぬまで生きる上で、はずせないマイミッションであることも、付記させて頂きます。
関連して、書籍『ビジョナリーカンパニー』 『ビジョナリー・カンパニー2』などについても書かねばと・・・