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【AR Commons】 はじまります!

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ブログスタートが6月26日だったので、タイミングがずれてしまったのですが、6月25日に、慶應義塾大学よりプレスリリースが出ました。

以下、リリース原文引用させて頂きます。

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Arcommons_2

日本から世界をリード 新たなライフスタイル等を提案する「AR Commons」の設立
~ニュー・フロンティアとしてのAR公共圏の構築を目ざして世界規模のコンソーシアム始動~

AR空間の公共圏を巡る啓蒙および研究、実証実験などを実施、支援するため、世界規模のディスカッション推進プラットフォーム「AR Commons(AR コモンズ)」が2009年6月5日、慶應義塾大学、IAMAS(岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー)、スタンフォード・ヒューマニティーズ・ラボ、ポンピドゥーセンターIRI研究所などのメンバーによるコンソーシアムとしてスタートしました。
7月10日(金)にAR Commons設立を記念してキックオフ・シンポジウム、および、パーティーを開催いたします。
つきましては、本コンソーシアムの取り組み、また、記念キックオフ・シンポジウムのご取材をよろしくお願い申し上げます。

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まずは、ARを定義しなければいけませんが、ARとは、Augmented Realityの略語で、リリースを引用するならば、『拡張現実のこと』あるいは『強調現実感』です。

バーチャルではなく、リアルの拡張なのです。

センサーやタギングによる、リアル空間への情報を追加することで、現実を拡張したり、強調するというものということになるかと思います。

最新(?)事例としてですが、頓智ドット株式会社(代表取締役 井口尊仁氏)のセカイカメラがあります。
セカイカメラは、TiE50にも選らばれた、日本初・世界という当社の期待すべきケースなのですが、AR事例としては秀逸です。

【すごく余談】
TiE」をご存じない方も、まだ多いかと思いますが、TiEは、{The Indus Entrepreneurs」の略で、インド工科大のOBを中心とする世界的なアントレプレナー支援ネットワークです。

当社を支援頂いている三菱地所さまにて、TiE Tokyoのキックオフイベントが2009年1月29日に開催されましたが、その前のタイミングで、TiE TokyoのBoard of Directors 各位と懇親させて頂いています。 特に、日本創生ビレッジに自身のオィス拠点を設置されたシンハさん(Sanjeev Sinha)や、パラカルさん(Devadas Parakkal  )相馬すんだらんサン(Soma Somasundaram)は、飲みも含めて、コミュニケーションさせて頂いてます。(同弁護士・古田利雄先生<=弁護士法人クレア法律事務所=旧・古田アンドアソシエイツ法律事務所>は、大分昔から、お世話になっていますが、ベンチャー系を支援する弁護士先生ということで有名かと思います。)

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話をもどしまして、AR COMMONSですから、COMMONSも含めた定義が必要かと思いますが、『設立趣意書』より「AR Commonsは、AR空間における公共圏の定義を示す」ということなのです。

前述のセカイカメラが、ケースとしてプレスリリースに掲載されているがごとく、わかりやすいAR COMMONSの事例です。

週末のややお疲れモードなので、中途半端ですが、ネタフリだけで終えさせて頂き、反響がありましたら、続編にいきたいと思いますが、最後に2点だけ。

  • AR COMMONS キックオフ・シンポジウム開催
    日時:2009年7月10日(金) 午後2時~5時
    会場:慶應義塾大学三田キャンパス北館ホール
    主催:慶應義塾大学SFC研究所・ケータイラボ(AR研究会)、AR Commons
    詳細はコチラ
  • AR COMMONSキックオフパーティー
    日時:2009年7月10日(金)、午後5時30分~
    会場:中国飯店三田店(慶大東門の信号を横断したところ)
        URL: http://www.chuugokuhanten.com/storemita/index.html
    会費:5,000円

※AR COMMONS と、当社・当方との関係につきましては、当社が販売している、Human Monitoring社(イスラエル)のH.264ソリューションに関する共同研究契約を締結した、慶應義塾大学DMC機構にてVolumeOneプロジェクト岩渕潤子教授(現、政策・メディア研究科 教授)が、本AR COMMONSを推進しているという背景より、支援的立場(超裏方)として、ご支援させて頂いております。
但し、未来的には、動画アーカイブをあらゆるCOMMONSでARとして展開するシーンにおいて、当社が表舞台でご支援できるシーンがあるかと考えております。

※VolumeOneおよび当社関連として、ITmediaさんにおいても「SFアニメを横浜の大型街頭ビジョンで放映 都市イメージのアピール手法を検証 - ITmedia News」にて記事掲載して頂いていおります。

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