国連とアメリカの制裁措置の対象に、ドメインのレジストラも含まれるべきだろうか。
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国連とアメリカの制裁措置を理由として、リビアのlyドメインのレジストラであるLibyan Spiderのサーバがサーバ会社に強制停止させられ、オレのlyドメインまで利用出来なくなっていた件だが、昨日、無事に解決したようだ。
http://twitter.com/LibyanSpider/statuses/54262517836431360
Libyan Spiderのサイトも復旧し、オレは再びドメイン管理ツールにアクセスすることが出来た。
今回の混乱は、国連とアメリカの制裁措置が発端だが、しかし、リビア以外の国のクライアントも多くいるであろうレジストラのサーバまで制裁措置の対象にするのは、さすがにやりすぎではないかと思う。DNSサーバを別に立てていたサイトは直接の影響はなかったが、サーバの強制停止が長期化すれば、ドメインの更新手続きが出来ないことから、混乱は広がっていったと思われる。
しかし、これが海外のccTLDを利用することのリスクであるとも言えるだろう。リビアの情勢についてはまだまだ予断を許さない状況だが、lyドメインはドメインハックや短縮URLとして人気のあるドメインの1つだ。今後、再びこういった混乱が起こらないことを、今はただ望みたい。そして、リビアの情勢が早く解決へ向かうことも。
ところで、この混乱が意外とニュースになっていないような気がするのは、みんなDNSは別に立ててたってことなのか。オレも立てとこ。
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