【雑感】最近の会話。
ここ最近、親子の会話がほぼ一元化されています、「妖怪ウォッチ」のゲームの話で。2人ともクリアはしたので、インターネットでの情報を解禁して、クリア後の楽しみ(隠しイベントや各種QRコードなど)をほちほちと。で、ちょっと前に映画を見に行った「ポケットモンスター(ポケモン)」の話は露と消えてしまっているのかと思いきや、、折々では思い出しているので、その時々で興味を使い分けているようです。
そんな「妖怪ウォッチ」と「ポケモン」、どちらもゲームを軸としたクロスメディア化との点では同じような戦略なのかな、と思いながら見ています。で、最近では、妖怪ウォッチがポケモンも超える日も間近、なんてことを耳にすることもしばしば。ただ個人的には、ポケモンは海外でも広く受け入れられてるけども、妖怪ウォッチはそこまでいけるかなぁ、、なんて風に感じています。どちらも最新版(ポケモンは「Y」、妖怪ウォッチは「2・元祖」)しかプレイしたことの無い“ニワカ”なんですけども(汗
ポケモンの強みの一つに、新しい地方に行くことで一度リセットして違和感なく最初から始められるって点があると思います。また無国籍な異世界との設定は、日本国外にも広く固定客を確保できている要因の一つではないかとも。今の最新版は「X」と「Y」(11月には新しいのがでるとのこと)には、ランダムでポケモン交換ができる「ミラクル交換」とのシステムがあるのですが、こちらでは日本のみならず、北米、南米、欧州、アジアなどの、文字通りに全世界のユーザとポケモンの交換ができたりも、、これは何気にスゴイのではないでしょうか、、
一方の妖怪ウォッチは舞台は日本国内となっています。個人的には夏休みという季節とも相まって、「虫捕りや釣り、田舎への帰省」などのノスタルジーを喚起させられて楽しかったのですが、日本人以外の方々にこれは通じるのだろうか、、と。また、10年後も同じクオリティが担保できるのだろうか、とも。
何より気になっているのは、どこまで意識的にやっているのかは不明とはいえ、妖怪ウォッチの「品薄商法」がどこまで通じるのか、との点です。
キーアイテムである“妖怪メダル”の入手が難しい問題(どこまで本当かわかりませんが、メダルのために売春するネタもでるくらいに)、、映画の特典付き前売り券もあっという間に売り切れたとか、朝5時から並んでも“グッズ購入を抽選するための整理券”すらもらえないとか、さすがにやり過ぎではないかと。
一方のポケモンは、映画の前売り券についているレアポケモンも特に制限はなく、劇場やポケモンセンターで配布されるポケモンも特に制限なく“誰でも確実に”入手できます。この差は3年後辺りに、意外と大きく出てくるのではないかなと、個人的には徒然に。