【情報サービス】切替のタイミングが難しそうです。
ちょっと前ですが“Google アナリティクス”の「ユニバーサル アナリティクス」が正式にリリースされたとのアナウンスがありました。「ユニバーサル」との仰々しい名前がついていますが、正直何ができるようになったのだろう、、との思いも強かったりも。
端的に言えば「複数のデバイス(PC、モバイル、ゲーム機等)を使うユーザーの姿を一元的に分析する」ためのモノとのこと。今までは、同一人物でも異なる端末からのアクセスは“別モノ”として処理されていましたが、これらを“同一ユーザからアクセス”として処理できるようにする、らしいです。
例えば、とある通販サイトにパソコンからログインしたのち、外出先などでスマートフォンなどから同じサイトにログインすると、その時点で“リピーター”としての紐付けがなされる、、のかな。これなら確かに、クロスチャネルでのユーザの行動状況を俯瞰できるような気がします。
今までも、独自にそういった機能を持っていたり、ECサイトなどでは、購入までいけばある程度の傾向は読みとれたものの、サイトへアクセスしてきた段階でというのは、なかなか珍しかった気もします。
データの紐づけのためには、“ログイン”が必要となりますので、会員系のサイトであることが前提ですが、ECサイトなどはより深く、潜在顧客の発掘や導線分析ができるようになる、のではないでしょうか。また、ハウスカードのIDなどをログインキーとすれば、オンラインのWebの動きとバックヤード系の“CRM”を軸にした実店舗でのPOS端末のデータをつなげることもできそうです。
切替のタイミングが難しそうですがどこかで試してみたいですね、ちょっと余裕がなさそうな気もしていますが、、しばらくは情報収集ですかね~
なんにせよ、こういった情報も全て“Google アナリティクス”で一元管理できるようになるというのは興味深いなぁ、なんて徒然に。