【雑感】なにやら、小保方さんの会見に300人以上集まったとか。
「学問はすべからく“科学”である」と、そう思います。科学とは実証すること、そう考えると、これは何もいわゆる“理系”に限った話ではないかとも。STAP細胞に関する研究についても、責任者である小保方さんに説明責任は求められますが、かといって最初から“捏造だったんだろう”との結論ありきの報道姿勢は、ただのいじめにすぎないのではないかとも感じてしまいます。
一つ不思議なのは「ネイチャー」というその筋ではトップクラスの雑誌に掲載されるのに、そんなにユルイ審査なのだろうかとの点。全くの捏造研究が掲載されるものなのかな、とも考えてしまいます。この辺りは、“利害関係のない専門家”による裁可を待ちたいところです。
ん、先端研究は基本“トライ&エラーの繰り返し”と思います(研究に限った話でもないでしょうが)。学問のやり方で失敗したのであれば、その学問の道で再挑戦すればよいではないですか。再挑戦の機会すら与えられないのであれば、日本から出ることも考えざるえないでしょう。で、この先に研究の成果を出せないのであれば、自然と学界のメインストリームからは外れていくでしょうから、それで十分ではないかと。
個人的にこの既存メディアが扇動している“騒ぎ”は、そのメディア自身が、自分たちでは「情報の精度」をなんら検証をすることなく無批判に受け入れ、また持ち上げ過ぎたことへの「恥ずかしさから来ている反動」としか見ていません。一言でいえば「面子をつぶされたことへの意趣返し」、でしょうか。
そもそも、自分たちの基準(言葉)で裏付けの検証をするというのも大事な「科学的手法」なんですけどね、そしてそれは“メディアに求められる最低限の役割”でもありましょう。それにも関わらず、自身の“怠慢”を棚に上げて、さも自分たちが“絶対的な正義”であるかのように攻め続ける、私はそういう存在は「恥知らず」との言葉でしか表現する術をもちませんが、さて。
少なくとも無責任に騒ぐだけのメディアは、小保方さんの学究の道を一方的に閉ざす権利は欠片も持っていないでしょうと、、それなりの年になったおっさん(アラフォー世代)としては、黙って再チャレンジを応援する、その位の度量は持ちたいところですが、なんて徒然に。