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あまったポイントでクラウドファンディングしてみませんか? ~WESYM 株式会社ドリーム・フォー~ スポーツと共に進む

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 スポーツとともに進む。今回はクラウドファンディングサイト「WESYM(ウィシム)」を運営されている株式会社ドリーム・フォーの笹本社長にお話をうかがいます。昨今クラウドファンディングサイトは多くなってきましたが、WESYMはその中でも独自のサービスを展開し、応援される人、応援する人に安心してサービスを使ってもらえるような仕組みを実現しています。クラウドファンディングサイト「WESYM」とはどのようなサービスなのでしょうか。

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-笹本さんの自己紹介とサービスを立ち上げたきっかけを教えてください。

 

 株式会社ドリーム・フォーの笹本です。前職はマイクロソフトに勤めていて、シンガポールでアジア太平洋地域のコンシューマー向けサービスの統括を行っていました。私はタイで生まれ、4歳まで過ごしました。その後、一度日本に住むことになりますが、8歳から中学まではオーストラリアで過ごし、東南アジア方面で幼少期を過ごしました。オンとオフで東南アジアとの関わりがあり、海外と日本を結ぶサービスをやってみたいと思っていました。

 マイクロソフトに勤める前は、リクルートで「ISIZE」の立ち上げ、その後リクルートを退職し「askU.com(アスクユー)」を立ち上げました。現在の食べログさんと似たようなサイトですが、そこには「グルメのコミュニティ」があり、当時からコミュニティの力の大きさを感じていました。アスクユーには様々な情報が埋め込まれ、その情報がさらにコミュニティを大きくしていきます。

 今回、起業するにあたってソーシャルネットワークと言うと範囲が非常に大きくなってしまいますが、コミュニティのようなものを作っていきたいと思ったのがクラウドファンディング「WESYM」を作ったきっかけです。

 アスクユーは売却をしたのですが、その後「MTV」の立ち上げを行い、その際にエンターテインメント、スポーツ関係の方とのネットワークを構築することができました。このコミュニティを作ることと、プロジェクトの基盤になる人的ネットワーク。これらを海外にも発展させていきたいと考えています。

 WESYMが自分のビジネスに関するキャリアの最後になるのかはまだ分かりませんが、クラウドファンディングという仕組みが社会貢献に限らず世のため人のためということをベースにしているので、そういったことをビジネスにできるということが重要だと思っています。また、日本赤十字社の会長を務めていた祖父のように「世の為、人の為」という精神を具現化出来ればと思っていました。まだまだそこまではできていませんが、クラウドファンディングというビジネスモデルと出会ったときから「これだ!」と感じていました。

 

<クラウドファンディングをもっと安心して使ってもらいたい>

-WESYMの概要を教えて下さい

sasamoto.png WESYMは志を応援するクラウドファンディングです。クラウドファンディングには3種類あると考えています。投資型、募金型、そして購入型です。WESYMはその中の購入型のクラウドファンディングになります。応援したい気持ちは誰にでもありますが、それとともに有形無形に限らず応援した証が欲しいと思う方も多くいらっしゃいます。なので何らかの対価を提供するのが購入型です。例えばスポーツ選手であれば、応援フラッグに名前が載るとか、プライベートレッスンが受けられるなどの応援してもらった証を提供してもらいます。

-応援するのにシードというポイントを購入するのですね

 はい。このシードというポイントを購入していただくのには理由があります。まずは日本の法規制の点です。日本では個人間の資金やり取りはグレーな部分もあります。例えばマネーロンダリングやオレオレ詐欺のような犯罪の影響で個人間の資金移動についてはより厳しく規制される可能性があります。ですのでこう言った法規制にしっかり対応できるサービスを作る必要がありました。WESYMは魅力的で優良なプロジェクトを責任を持って育成したいと考えています。さらに応援する人にも安心して応援をしてもらうために、しっかりと法律を順守したサービスを構築しました。

 このように法律にしっかり対応している仕組みのため、他のポイントサービスとの連携も非常にスムーズに話が進んでいます。WESYMではYAHOO!ウォレット、楽天あんしん支払いサービスなどでもシードを購入することができます。さらにそれらサービスのポイントも貯めることができます。楽天あんしんサポートでシードを購入すれば楽天スーパーポイントも貯まるわけです。今後はEdyやSuicaも利用できるようになります。

 さらにポイントはお金の匂いがしません。図書券をイメージしてもらえると分かりやすいと思います。日本人の国民性からしてお金を直接よりも、他の形にして応援する方がなじみやすいと考えました。

 日本には様々なポイントサービスがありますが、年間2000億円分ものポイントが失効しているという話もあります。なぜこれだけ多くのポイントが失効するかと言うと、ポイントの使い道がなかなかないというということがあります。なのでWESYMでスポーツ選手などを応援できるという選択肢を増やしてあげることで、このポイントをより有効活用してもらいたいですね。またポイント発行業者にも実は失効するポイントを使ってもらうメリットがあります。このポイントについては会計上60%程度を引き当てないといけません。その利率が今度IFRSが導入されると100%になる可能性も指摘されています。そうなるとバランスシート上よくないので、使いきってもらった方が得策なんです。

-他のクラウドファンディングサイトとの違いはありますか

 様々なOpenIDを利用することが可能です。現在はYahoo!、mixi、Facebook、twitter、楽天との連携ができています。Yahoo!と楽天は先ほども申し上げた通り決済の部分でも連携ができています。中国のSNSであるQQやSinaとの連携も可能です。なので中国からでも簡単に決済ができます。

 対応言語も日本語だけでなく、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語と対応しているので、日本だけではなく様々な国へ情報発信をすることが可能です。なので中国にファンが沢山いそうであれば中国語で発信し、中国側からの応援も簡単に決済できるのです。

 また、キュレーター制度を採用していて、それぞれの分野の目利きの方たちとの提携を増やしています。そうすることにより、身元がはっきりして安心して応援をすることができます。

 

<目的に合わせて支援を受ける方法が選べます>

-プロジェクトにはチャレンジ型とダイレクト型とありますが、どんな違いがあるのでしょうか

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 チャレンジ型は多くのクラウドファンディングサイトが採用しているような、目標設定金額に達しないと支払いが実行されずにプロジェクトが解散してしまう方式です。チャレンジ型はクレジットカードのみ対応しています。目標設定金額に達成しないと実行できないような物作りや映像制作などのプロジェクトに向いています。ダイレクト型は目標金額に達成しなくても支払いが実行されます。こちらは既にプロジェクトが動いていて、さらに拡大したいという方や、遠征の多いスポーツ選手などに向いています。

 目標金額に達しないと支払いが実行されない方式だけですと、応援してもらう側にはプレッシャーがあります。今まで応援して支援してくれた人たちに申し訳がないと。さらに達成ぎりぎりになってくると、無理やり応援する金額を集めて作為的に目標達成しようとする人もいます。それではクラウドファンディング本来の目的とかい離してくるのではないでしょうか。


-現在どのようなプロジェクトが登録されていますか

 WESYMは音楽・エンターテインメント、スポーツ、社会貢献の3ジャンルをメインにご登録いただいています。東日本大震災の影響で漂流物がハワイまで到達しているので、その漂流物の回収を支援するプロジェクトであったり、NFLに挑戦するプロジェクトなど様々です。

 

<海外へのチャレンジも積極的に応援します>

-今後はどんなジャンルの方に登録してもらいたいですか

 ジャンルは3つありますが、特に海外へ向けて事業やアイデアを発信するプロジェクトを応援していきたいですね。ハバタク株式会社という会社があるのですが、彼らはすでにベトナムで様々な活動をしています。例えばベトナムで車やバイクをシェアするプロジェクトであったり、ベトナムは戦争の影響で車椅子を利用する方が多いので、1人1人に合った車いすの制作を支援するプロジェクトであったり。ベトナムの起業家たちはアイデアはあるが、実行するノウハウがまだ乏しいのでそれを日本の若者が支援しているのです。こう言ったことで日本とベトナムの橋渡しもできる。WESYMは日本と海外を結ぶクラウドファンディングを目指しているので、そういったアイデアや活動をされている方はぜひ使ってもらいたいですね。

-今後の夢や目標を教えて下さい

 まず事業に関しては世界中にクラウドファンディングというプラットフォームがありますが、それがWESYMのような形で定着し、国境を越え、国と国が交流できるようなクラウドファンディングにしたいですね。海外で生活した経験が長いため、交流することで新しい創造物が作っていけるということを実感しています。

 個人的には大学の教授になりたいです(笑)マイクロソフトやリクルートなど大企業での経験、さらに現在のようにベンチャーでの経験もありそれぞれのビジネスの表と裏を見てきたことで、起業家を目指している人たちにアドバイスをできると思っています。ビジネスという切り口で次世代の人たちに伝えていきたいですね。

 先日、タイのある大学で起業家向けの講演を行いました。その大学からはまたオファーが来ているのですが、今度は3ヶ月間お願いしますとのことでしたので、さすがに今の仕事を止めるわけにはいかず、お断りしました。でも国を選ばずに自分の経験を活かすことができれば人生を全うできたかなと思えるはずです。

-笹本さん、ありがとうございました!

 

クラウドファンディングのサービスが増えている中、先を見越して応援する側と応援される側、双方が安心してサービスを受けられるようにシステムが設計されているのが素晴らしいですね。さらに年間2000億円分ものポイントが失効しているというのも驚きです。こういったポイントをもっと有効活用できれば、スポーツもより発展するかもしれません。ぜひ、皆さんもポイント残高確認して、あまっていたらWESYMで使ってみてください!

 

過去のインタビューはこちらからご覧いただけます。

http://blogs.bizmakoto.jp/jpnms/cat1241/

 

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