あこがれの人は「天然ゲーミフィケーター(造語)」だと気づいた件
先日友人と「ちょっとめんどくさい人とか、ややこしい人とかが
職場にいると、疲れません?」という感じの話題になりました。
私は「結構疲労するんですよね」と言いました。
友人は「えー、ラスボス攻略やーって、わくわくするわー」と
大爆笑しながら言いました。
軽く衝撃を受けましたが、「楽しそうな人って、なんにでも
ゲーム的要素を取り入れてるものなんだなー」と思いました。
数年くらい前から「ゲーミフィケーション(Gamification)」が
注目されつつあります。
ざっくり言うと、「仕事や勉強を"ゲーム化する"のではなく、
ゲームを楽しくさせる要素を仕事や勉強に活かしてみよう!
そうすれば楽しくできるんじゃない?」ということです。
ゲームを楽しくさせる要素とは、例えば、
・ゴールが明確で何をすればよいか分かる、とか
・自分のアクションのフィードバックがすぐにある、とか
・達成すると報酬がある、などが挙げられます。
彼女のラスボス攻略に置き換えると、ゲーミフィケーションの
仕組が見事に当てはまります。
・「ラスボスが笑顔で話しかけてきたら終了」とゴールが明確で
・「自分の声のかけ方で、笑顔になったり不機嫌のままだったり
フィードバックがすぐ見える」が面白くて
・「笑顔で話しかけるくらい気に入ってもらえると、仕事で
いろいろ配慮してもらえたりトクがある」という報酬があります。
確かにわくわくしそうだなーと思いました。
この友人は、以前在籍していた会社の先輩で、その頃から
おもしろおかしく仕事や毎日を過ごされているように見えました。
ゲーミフィケーションを取り入れて、楽しく工夫していたんですね。
そんな彼女の軽やかさに、今も昔もあこがれています。
というわけで、ちょうど今目の前に苦悩な感じの作業があるので、
いまこそゲーミフィケーターになってみようと思うのでした。