【図解】コレ1枚でわかるブロックチェーン 3/3:アプリケーション
インターネットは、特定の管理者を介することのない「情報を交換するための手順とこれを実現する仕組み」として、1990年代から世界中で使われています。いわば、「情報交換の民主化」を実現したといえるでしょう。
ブロックチェーンは、このインターネットを使い「価値の所在やその交換を参加者が全員で相互に共有・確認するための手順とそれを実現する仕組み」として、使われています。
元々は、ビットコインにおける取引の正当性を保証する仕組みとして登場したのですが、いまではブロックチェーンの仕組みだけを切り離し、様々な取引の正当性を保証する仕組みとして使われています。具体的には、Ethereum、Hyperledger、Bitcoin Coreなどの方式があります。
ブロックチェーンもまたインターネットと同様に特定の管理者を介することのない仕組みであり、「価値交換の民主化」を実現する仕組みとも言えるでしょう。
ブロックチェーンに、暗号化や認証の技術を組み合わせ、様々なアプリケーションが稼働しています。アプリケーションは仮想通貨だけではありません。送金決済、著作権管理、不動産取引、電子投票、電力売買、貿易金融、鑑定管理などがあり、改ざんが困難で、一度記録したことは変更ができないという特徴を活かして、価値や資産をインターネット上で安全かつ確実に取引する仕組みとして使われています。例えば、以下のようなサービスがあります。
- 送金決済 :Ripple
- 著作権管理 :Binded
- 第三者証明 :Factom
- 電力売買 :TransActive Grid
- 貿易金融 :National Trade Platform
- 鑑定書管理 :Everledger
- 仮想通貨 :BitCoin
クラウド・サービスとして、ブロックチェーンの機能を提供するサービスも登場しており、その適用範囲はさらに拡がり、社会や経済の新しい基盤として、重要な役割を担うことになるかも知れません。
新入社員のための「1日研修/1万円」
今年で8年目を迎える恒例の"新入社員のための「1日研修/1万円」"の募集を始めました。
社会人として必要なITの常識を学び、ITに関わることのやり甲斐を考える
ChatGPTや生成AIの登場でビジネスの前提が大きく変わってしまいました。DXもまた再定義を余儀なくされています。アジャイル開発はもはや前提となりました。しかし、ChatGPTに代表される生成AIが何か、何ができるのかも知らず、DXとデジタル化を区別できず、なぜアジャイル開発なのかがわからないままに、現場に放り出されてしまえば、自信を無くしてしまいます。
そんな彼らに、いまのITの常識をわかりやすく、体系的に解説し、これから取り組む自分の仕事に自信とやり甲斐を持ってもらおうと企画しました。
お客様の話していることが分かる、社内の議論についてゆける、仕事が楽しくなる。そんな自信を手にして下さい。
【前提知識は不要】
ITについての前提知識は不要です。ITベンダー/SI事業者であるかどうかにかかわらず、ユーザー企業の皆様にもご参加頂けます。
これからの営業の役割や仕事の進め方を学び、磨くべきスキルを考える
ChatGPTの登場により、ビジネス環境が大きく変わってしまいました。もはや、お客様からの要望や期待に応えて、迅速に対応するだけでは、営業は務まりません。お客様の良き相談相手、あるいは教師となって、お客様の要望や期待を引き出すことが、これからの営業には求められています。
AIやテクノロジーに任せるべきことはしっかりと任せ、人間の営業として何をすべきか、そのためにいかなる知識やスキルを身につけるべきなのか。そんな、これからの営業の基本を学びます。また、営業という仕事のやり甲斐や醍醐味についても、考えてもらえる機会を提供致します。
新入社員以外のみなさんへ
内容は、新入社員向けですが、若手の皆さんにもお役に立つはずです。また、ベテランの方や他業界から転職された皆さんにとっては、ITトレンドのいまの常識を確認することやIT営業の基本を知る機会としても、お役に立てると思います。
人材育成のご担当者様にとっては、研修のノウハウを学ぶ機会となるはずです。教材は全て差し上げますので、自社のプログラムを開発するための参考にしてください。