神社の杜のワーキングプレイス 8KUMO 足場が取れ漆喰の美しさが光ります
水屋棟の足場が取れました。漆喰が輝いています。唐松や赤松で組まれた、柱や梁、床や筋交いと美しいコントラストを見せてくれました。森に、新しい風景が作られたわけですが、喧嘩せず森に溶け込んでいます。昔ながらの作り方だからこその自然との折り合いがつくようですね。改めて、それを実感しました。
建具も職人さんの手作業です。杉板を加工して、黒竹や鉄でアクセントを付けた気遣いに職人さんのセンスを感じます。見て、触ってとても気持ちのいい仕上がりで、引き出しがすーっと開け閉めできる感覚は、流石と言わざるを得ません、
WiFi6用の屋外アクセスポイント(AP)用ポールも立ち、配線も完了しました。上に載っかっている防水ボックス内にAPが設置されます。本来であれば、Arubaの屋外用APを付けるつもりでした。それを使えば、このようなボックスを付けなくてもすっきり設置できます。しかし、半導体不足の影響で、出荷の見通しが立たず、やむなくの代替機器となりました。何でも直ぐに入ると当たり前の日本ではなくなったことを、身をもって体験しました。
工事は着々と進んでいますが、終盤になって問題も噴出しています。まず、東電の電気工事の見通しが立ちません。東日本大震災以降、東電子が分離され複数の会社に分かれました。昔なら、東電に書類を提出すればワンストップで処理が進みました。しかし、分割されたことで、順次複数の会社に書類を提出、そのつなぎを電設会社が担うことになりました。しかも、それぞれの会社の窓口で待ち行列が発生し、もしミスや変更などあると、再び逆方向に手続きを戻さなければなりません。そのために、以前と比べて圧倒的に手続き期間がかかってしまい、なかなか電気を引けない状況です。取りあえず、工事用の仮設電源はひいてはいますが、本電源ではなく施設に給電できない状況です。
また、LANの配線が当初の依頼通りではなく、また納期も遅れてしまいました。そのため工事予定を直前に延期するという大失態です。本当に多くの皆さんにご迷惑をお掛けしてしまいました。ごめんなさい。
また、地元への説明会を行いましたが、懸念噴出でした。いまさらながら、地元への気遣いが足りなかったことを反省しています。丁寧に説明していこうと思っています。
いい取り組みだから頑張って下さいと言われて、励まして下さる方や、ご年配の女性からも、頑張って下さいね声を掛けられました。少し安堵しています。
あらためて、このような取り組みを始めることの難しさを実感しました。でも、そんな皆さんのお気持ちに寄り添いながら、地元をも巻き込んで、皆さんに喜んで頂ける場所にしたいと思っています。
ところで、水屋棟のテラスは、最高です。昨日はこのあたりも炎天下の31度でしたが、森を駆け上がるドライな風がとても心地よく、暑さを感じさせません。ほんとうにいい場所と職人さんに巡り会えたと喜んでいます。
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社会人として必要なデジタル・リテラシーを学ぶ
ビジネスの現場では、当たり前に、デジタルやDXといった言葉が、飛び交っています。クラウドやAIなどは、ビジネスの前提として、使われるようになりました。アジャイル開発やDevOps、ゼロトラストや5Gといった言葉も、語られる機会が増えました。
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