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【図解】コレ3枚でわかるデジタイゼーション/デジタライゼーションとDXの関係

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このチャートは及川卓也氏の著書「ソフトウェア・ファースト」に掲載されたチャートを参考に作成したものです。

このチャートにある「デジタイゼーション」とは、デジタル技術を利用してビジネス・プロセスを変換し、効率化やコストの削減、あるいは付加価値の向上を実現する場合に使われます。例えば、アナログ放送をデジタル放送に変換すれば、周波数帯域を効率よく使えるようになり、限られた電波資源を有効に使えるようになります。紙の書籍を電子書籍に変換すれば、いつでも好きなときに書籍を購入でき、かさばらず沢山の書籍を鞄に入れておくことができます。手作業で行っていたWeb画面からExcelへのコピペ作業をRPAに置き換えれば、作業工数の大幅な削減と人手不足の解消に役立ちます。

このように効率の向上や合理化のために、デジタル・テクノロジーを使う場合です。

一方、「デジタライゼーション」は、デジタル技術を利用してビジネス・モデルを変革し、新たな利益や価値を生みだす機会を創出する場合に使われます。例えば、自動車をインターネットにつなぎ稼働状況を公開すれば、必要な時に空いている自動車をスマートフォンから選び利用できるカーシェアリングになります。それが自動運転のクルマであれば、取りに行かなくても自ら迎えに来てくれるので、自動車を所有する必要がなくなります。また、好きな曲を聴くためには、CDを購入する、ネットからダウンロードして購入する必要がありましたが、ストリーミングであれば、いつでも好きなときに、そしてどんな曲でも聞くことができ、月額定額(サブスクリプション)制で聴き放題にすれば、音楽や動画の楽しみ方が、大きく変わってしいます。

このように、ビジネス・モデルを変革し、これまでに無い競争優位を実現することや、新しい価値を生みだすためにデジタル・テクノロジーを使う場合です。

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しかし、「デジタイゼーション」や「デジタライゼーション」だけでは、DXは実現せず、それにふさわしいヒトや組織の変革を伴わなくてはなりません。

つまり、DXに取り組むとは、まずは自分たちの足下の仕事の進め方や働き方、経営オペレーションを見直し、徹底してムダを排除して、デジタル・プロセスに置き換えることが最初のステップと言うことになります。PPAPやハンコ文化、儀式と化した会議をなくすことであり、徹底したペーパーレス化やリモートワークを、デジタルを駆使して可能にすることから始める必要があります。

そのあたりのことを整理したのが、このチャートです。


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「デジタイゼーション」なくして、「デジタライゼーション」はなく、DXなどあり得ないのです。ましてや自分たちの「デジタイゼーション」さえまともにできない企業が、他社である「お客様のDXの実現に邁進する」など、口が裂けても言うべきではありません。

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【新規】デジタル・トランスフォーメーション時代の最新ITトレンドと「共創」戦略(241ページ)*講義時間:6時間程度
>DXの本質と「共創」戦略を解説するとともに、それを支えるテクノロジーであるクラウド、AI、IoT、アジャイル開発、人材の育成などについて、広範に解説します。
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【改訂】総集編 2020年7月版・最新の資料を反映(2部構成)。
【改訂】ITソリューション塾・プレゼンテーションと講義動画 第34期版に差し替え
>AI / 人工知能
>注目すべきテクノロジー(量子コンピュータとブロックチェーン)
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ビジネス戦略編
【新規】Withコロナ時代のITビジネス環境の変化(〜3年) p.6
【新規】ビジネスを成功に導く重要な3つの要件 p.7
【新規】職場 リモートワークの5段階 p.8
【新規】個人 自己完結能力の5段階 p.9
【新規】職場と個人のギャップ p.10
【改訂】デジタル化:デジタイゼーションとデジタライゼーション p.15
【新規】PDCAサイクルとOODAループ p.56
【新規】価値基準の転換が求められる時代 p.57
【新規】DXと企業文化とアーキテクチャ p.58

下記につきましては、変更はありません。
 ITの歴史と最新のトレンド編
 テクノロジー・トピックス編
 ITインフラとプラットフォーム編
 サービス&アプリケーション・基本編
 開発と運用編
 クラウド・コンピューティング編
 サービス&アプリケーション・先進技術編/IoT
 サービス&アプリケーション・先進技術編/AI

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