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IT業界に入った新入社員の皆さんに伝えたい「勉強」するための3つの行動

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IT業界に入った新入社員の皆さんへ

社会人への門出を心からお祝い申し上げます。

今皆さんは、人生の新たな節目に立ちました。きっと、大きな希望と可能性に、胸を膨らませていらっしゃるだろうと思います。しかし、その一方で、どんな試練があるのだろうかと不安もいだかれているのではないでしょうか。皆さんは今、そんな人生の転換点に一歩を踏み出したのです。

ところで、皆さんがこれから関わりを持つことになるこのIT業界は、今大きく変わり始めようとしています。そして、皆さんは、この変化の担い手とならなければならないのです。それもまた、皆さんの宿命であると心得てください。 

いずれ気付くことになると思いますが、残念ながら、過去の栄光が、未だに通用すると固く信じている大人達がいます。たとえ言葉では、「もう、俺たちの時代じゃない」と、ものわかりのいいことを言いながら、自分流の常識や価値観をおしつけ、従わせようという大人達は、少なくはありません。

彼らもまた、間違えなく、その時代を背負ってきた人たちであり、成功者です。社会人の先輩として、そして、人生の先達としての彼らに敬意を払うべきは、人の道だと思います。ただ、時代の感性や方法論は、皆さん自身に分があります。大人達の「当然」を鵜呑みにする必要などありません。自信を持って、自分の考えを主張し、行動すればいいのです。

「自分を主張し、意見を述べる」。そういう社会人に、なって欲しいと思っています。しかし、それは、ただ若いと言うだけでできることではありません。それは、勉強しなければできないのです。

IT業界に限った話しではありませんが、勉強をしない社会人は、いつまでたっても自分を主張することもできなければ、変化の担い手にはなれません。やらされ仕事をさせられ、生きるために必要な糧を得ることが精一杯になってしまうでしょう。人工知能やロボットが当たり前の時代になり、そんな仕事さえも貴方から奪ってしまうかもしれません。

では、どうすれば、「勉強」できるのか?けっして、難しいことではありません。次の3つを実行すればいいのです。

  1. 「なぜ?」と疑問を持ち、その理由を追及すること。
  2. やってみること、聞いてみること。
  3. 毎朝1時間、自分のための時間を作ること。

1.「なぜ?」と疑問を持ち、その理由を追及すること。

ものごとには、必ず理由があります。また、そうなった経緯や事情があるのです。言われたことを鵜呑みにするのではなく、なぜそういうことなのか、なぜこれをしなければならないのか、なぜこの人はこういうことを言うのだろうかに関心を持ち、考え、聞いてみることです。そして、徹底して、想像し、理解しようと努めるのです。

皆さんの目に見えることは、景色の断片に過ぎません。その周りには、もっと広く、もっと深い景色が広がっているのです。景色の断片の裏側にある構造や仕組、法則に関心を持つことです。そうすると、あなたの見ている景色は、奥行きを増し、色彩も鮮やかになります。そうすると、わずかな景色であっても、いろいろなことが見えるようになります。そして、未来が見えてくるのです。

ただ、それでも分からなければ、先輩や上司に従って、その通りやってみることです。やってみれば、なるほどと分かることもあるでしょうし、やっぱりおかしいと思うこともあるでしょう。それこそが、勉強なのです。

2.やってみること、聞いてみること。

「なんだろう?」、「こうしてみてはどうだろう?」「こんな資料を作ってみたらどうだろうか?」切っ掛けはいろいろです。もし、そう思ったら、使ってみること、試してみること、行動してみることです。そのために身銭を切ることが必要な時もありません。

いろいろなコミュニティに参加するのもいいでしょう。勉強会、セミナー、ボランティア・サークルなど、それぞれの思いで多くの人が参加しています。そこから学ぶこと、そして、そこから生まれる人と人との繋がりが、多くの知識を与えてくれます。同じ会社の社員とお客様しか、付き合っている人がいないというのは、本当に悲しいことです。自らの勉強の機会を閉ざしてしまうだけです。

失敗もあるでしょう。無駄と感じることもあるかもしれません。しかし、それでもやってみることです。そんな経験が、何が無駄で何が大切かを教えてくれます。

ネットの記事では、ものごとの本質は、分かりません。身体で感じてみて、初めて理解できることも少なくはないはずです。本も沢山読むことです。そこには、貴方が体験できない人生や知恵があります。それを僅かなお金で手に入るなんてすばらしいことではないですか。

めんどくさがらないでください。そのためらいが、あなの成長のチャンスを確実に減らしいるのだと思うべきです。

3.毎朝1時間、自分のための時間を作ること。

朝の1時間を私は、人生のゴールデンタイムと呼んでいます。何をするかと言えば、今日やることの確認とイメージ・トレーニングです。また、仕事に関係あるかどうかに関係なく、いろいろと情報を集めたり、整理したりする時間として使っています。私は、新入社員になって以来30年以上も続けています。

例えば、毎朝1時間を自分のために使ったとしましょう。就業時間に換算すれば、あなたは、毎週丸1日分の勉強だけの時間を持つことができます。10年つづければ、このゴールデンタイムを待たない人に比べて、1年半余計に自分への投資できるのです。

今日やることのイメージ・トレーニングをするだけで、仕事は、3割から5割、効率的に使えます。言い換えれば、人生の密度が濃くなるのです。また、効率的な仕事ぶりは、周りからも評価されます。すると、難しい仕事もどんどん任されるようになるでしょう。ますます、あなたの成長のスピードは加速します。

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社会とは、静かな戦場です。親が、社会が、誰かが与えてくれる、そんなよき学生時代は終わったのです。社会は、自分の成長を武器に闘う戦場です。人よりも優れた能力や知識を持ち、効率よく仕事ができる。それを武器に競い合うのです。思いやりや仲間意識は大切です。しかし、「みんなで一緒に」は、ないのです。社会には、リーダーが必要だし、またそれを支える人も必要です。その役割分担は、そんな戦いの結果として、自然と決ってくるのです。

「若気の至り」という言葉があります。新入社員の皆さんは、この「若気の至り」が、許されるうちに、大いに「若気の至り」に励んでください。もちろん、よく考えた上での行動でなくてはなりません。無分別に行動しろなどと言っているわけではありません。世の中のため、お客さまのため、会社のためであれば、たとえ失敗したとしても、「バカヤロウ!何やってんだ!!」と怒られるだけの話しです。あなたの上司にも同じ経験があります。だから、それでおわりです。きっと、苦い思いもするでしょうし、悔しくも思うでしょう。でも、そのマイナス以上に、多くのことを学ぶはずです。

30才にもなって、「若気の至り」は、もはや通用しません。多分、そこまでが限度でしょう(笑)。とにかく、若いうちに沢山の「若気の至り」をやってみる、試してみることです。

「頑張りすぎる必要はない」という人がいます。私は、そうは思いません。頑張りすぎて、自分の限界を知ることも、大切な勉強だと思います。もちろん息抜きも必要でしょう。しかし、頑張るときは、おもいっきり頑張りすぎてみる。そんな勉強の仕方もあると思います。

とにかく、枠をはめないことです。答えを決めてかからないことです。これから、社会が大きく変わろうとしています。それは、パラダイムの変化です。いままでのパラダイム、つまり過去の常識の延長線上には、答えがないからです。その変化の担い手は、皆さん自身です。勉強してください。行動してください。頑張りすぎてください。

そして、これからの未来を、もっともっと居心地のいいものにしてください。ITは、間違えなく、そのためのかけがえのない手段となるはずです。それを創り出し、活かしてゆくのは、皆さんの役割なのです

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*IoTの記述を追加し、より分かりやすいものにしました。
  IoTとソフトウェア制御の関係やIoTデバイスのスタックについて整理しました。
*「アナルティクスとビジネスインテリジェンス」のセクションを追加しました。

こんな方に読んでいただきたい!

  • IT部門ではないけれど、ITの最新トレンドを自分の業務や事業戦略・施策に活かしたい。
  • IT企業に勤めているが、テクノロジーやビジネスの最新動向が体系的に把握できていない。
  • IT企業に就職したが、現場の第一線でどんな言葉が使われているのか知っておきたい。
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目次

  • 第0章 最新ITトレンドの全体像を把握する
  • 第1章 クラウドコンピューティング
  • 第2章 モバイルとウェアラブル
  • 第3章 ITインフラ
  • 第4章 IoTとビッグデータ
  • 第5章 スマートマシン

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