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モータウンよりもスタックス(STAX)の方が好き

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紙ジャケではないのだが、到着を楽しみにしているCDがある。「Complete Stax-volt Singles 1959-1968」という、9枚組みのBOXセットだ。4月25日が発売予定なので、来週中には手元にとどいていると思う。ゴールデン・ウィークは、これで乗り切る予定だ。

この「Complete Stax-volt Singles 1959-1968」は、タイトルにもある通り、1959年~1968年にかけてスタックス/ヴォルトに録音された、シングル244曲を集めた究極のBOXセットで、実は10年前にも一度発売されている。それが、今回アトランティック創立60周年特別企画として再発されたというわけだ。

私は10年前に買いそびれていたこともあって、躊躇することなく予約してしまった。なんせ、これがあれば、当時のサザンソウルの全貌を知ることができる。ソウルミュージック・ファンなら絶対に抑えておきたいBOXセットだ。

モータウンももちろん素晴らしいのだが、個人的には昔からスタックスの方が好きだった。体に絡み付いてくるような、南部特有のリズムを持ったサザンソウルの素晴らしさを、このレーベルから教えてもらった。Rufus Thomas、Booker T & MG's、Sam & Dave、Albert King、Johnnie Taylor、The Staple Singersと、名前を挙げ出したらきりがない。

そして、Otis Redding。中学生の頃に初めて聴いたソウル・ミュージックがOtis Reddingだった。それ以来、サザンソウルの虜になってしまった。

モータウンのように洗練されていないぶん、スタックスの方がよりディープだ。それを証明するように、スタックスには、ブルースを演奏するアーティストが何人もいる。ブラック・ミュージックが好きな人間には、避けて通ることができないレーベルの一つだと言ってもいいだろう。

最後に、この「Complete Stax-volt Singles 1959-1968」には、全400ページの豪華ブックレットがついているらしく、内容も凄いらしい。本当に届くのが楽しみだ。

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