小学校低学年の試験問題だと思って馬鹿にしていたら......
別に強制したわけではないのだけれど、子供が中学校受験をしたいと言い出して、急遽進学塾に応募することになった。どうやら仲の良い友達が塾に入ることになって、それに刺激されたようだ。
最近は、中学受験をするつもりなら小学校低学年のうちから塾に入って勉強をしておかないといけないらしく、小学校低学年のうちから塾に通うのは別に珍しくも何ともないのだという。
ところが、ここからが大変。進学塾にも学年別に定員というのがあって、誰でも入れるわけではないのだそうだ。なんと、進学塾に入るにも試験を受けて合格しなければならないという。頑張ってほしいけれど、親としてはちょっと複雑な心境だ。
しかも、どうやらうちの子供は動き出したのが遅いらしく、もう枠が少ししか残っていないということ。なんと、30人位の応募者の中から3人しか入塾できないという。今までまったく試験勉強をしていないこともあって、結果は目に見えている。
それでも、子供がどうしても受けてみたいというので、早速ドリルを買ってきて入塾試験対策をすることにした。そして、ここからがまたビックリ。
2週間くらい子供の勉強に付き合ったのだが、買ってきたドリルの問題が意外に難しい。小学校低学年の試験問題くらい、解答なんかなくても大丈夫だと馬鹿にしていたのがそもそもの間違いだった。自信をもって正しいと言えるのは、漢字と簡単な計算問題くらいで、あとは解答を見ないことには正誤の判断がつかない問題ばかりなのだ。
ところで試験の結果は、運が良かったのか試験間際の特訓が効いたのかはわからないが、何とか入塾試験に合格することができて子供は大喜び。ところが、こっちはそう喜んでばかりもいられない。
なぜなら、子供から塾の勉強も見てほしいと頼まれたからだ。妻に言わせると、塾の宿題はドリルよりももっと難しいのだそうだ。これなら交換日記の方が断然いい。。。