Web 2.0がもたらす二極化
天気予報、ズバリ当たりましたね。昨日の東京は一日中雨。私は、珍しく一日中社内だったこともあって、雨の影響を受けずにすんだのですが、わざわざお越しいただいたお客様には感謝です。雨の中本当に有難うございました。実は、今日も一日中社内なんです。別にヒマなわけじゃありませんよ。今日も、有難いことにお客様が皆来社してくれるからです。考えてみれば、2日連続で外出なしというのは初めての経験かもしれません。今日は、プレゼンの合間を利用して、たまっていた提案書やセミナー用の資料を片付けてしまう予定です。あくまでも予定ですが。。。
昨日、ずっと昔に勤めていた会社の部下だった人間から、7年振りくらいに連絡をもらいました。このオルタナティブ・ブログを見て、私がいるのでビックリして連絡してきたということでした。彼は、7年位前にアメリカの会社に移ったのですが、それ以来まったく交流がなかったのです。再来週、久しぶりに会うことになりました。
ブログやSNSを利用するようになってから、何年振りかで交流が復活することになった人間がもう7、8人はいます。私は、ブログやSNSの威力を身をもって経験している一人かもしれません。
最近、生活水準の二極化が進んでいると言われていますが、Web 2.0もまた、そういった意味ではまったく違う次元の二極化をもたらしているといえます。Web 2.0を利用する側とそうでない側とでは、人間関係を含めたネットワークの広がりが、まったくと言っていいほど違ってきます。これが、Web 2.0がもたらす格差です。
もちろん、リアルなネットワークだけで十分だという人もいるでしょう。そういった考え方も否定はしません。ただ、Web 2.0の世界には、リアルなネットワークとはまったく別な次元のネットワークがあるのも事実なのです。
また、Web 2.0は、利用する側のかかわり方によって、もたらされるものが大きく違ってきます。より深く関われば関わるほど、We 2.0がもたらしてくれるものは大きくなります。そのいい例が、実名で利用することです。ブログやSNSは、匿名よりも実名で利用した方が、得られるものははるかに大きいのです。
ブログもSNSも、私が実名で登録していたからこそ、相手は顔と名前を見て、すぐに私だということがわかったのは間違いありません。もしも私が匿名で登録していたら、相手は私のことをずっとわからないままで終わってしまっていたかもしれません。
人間関係以外にもあります。実名で登録することで、本の執筆や講演などの仕事の依頼も来るようになりました。これも、実名でプロフィールをすべて公開してある方が、仕事を頼む方としては頼みやすいからです。会社という組織を中心に生きるのではなく、「個」を中心に生きることを選択しているのなら、ブログもSNSも実名で登録することをお薦めします。
まずはWeb 2.0を利用してみる。そこからWeb 2.0の面白さがわかってくるはずです。
※ 今年のFUJIロック・フェスティバルは、ドゥービーブラザーズが出演しますね。観たい。。。