●　前歯が欠けた部分に、プラスチックを詰める治療をしました。

「今日は大事な商談があるのに、これでは出勤できそうもありません。応急処置でもいいので、なんとかならないでしょうか？」

Ａさんが駆け込んできたのは朝の８時半。なんと前歯が大きく欠けていました。人と交渉するのが仕事のＡさんにとってこの欠損は致命的です。

原因は虫歯です。これまでしみることもなく噛んでもズキズキ痛むこともなかったそうですが、ちょっとした力が加わったはずみで一番目立つ前歯が大きく欠けてしまったようです。

Ａさんの場合、欠けた歯の３分の２は残っていました。もし、歯の中まで虫歯が進行していると数回通って根の治療をすることになります。今回は虫歯は進行していません。
しかも欠けてからあまり時間を空けずに来院していただいたので、削り取る部分を最小限に抑えてプラスチックを詰める治療で対応できそうです。

治療の跡が目立たないよう、残っている歯に色を合わせてプラスチックを詰めました。最近は材質が進化して強度も信頼できます。治療は３０分で終了しました。
　
治療が終わって鏡を見たＡさんは大満足。
「近々、海外出張なので本当に困っていました。でも、これなら安心です」と力強く出かけていきました。

西荻窪　いとう歯科医院　ホームページhttps://www.ireba-ito.com