● 下あごの奥の痛みを、上の入れ歯の調整で治しました。
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もし、あなたの入れ歯が、たとえ2~3日でも続けて痛みを感じるようなことがあったら、我慢しないですぐに来院してください。
わずか数日でそっと口を閉じるだけでも激しい痛みに襲われて、満足に食事も取ることができないくらい口の中を痛めてしまうことがあるからです。
しかも、患者さん本人が自覚している患部とは異なる部分が痛みの原因であることも珍しくありません。
82歳のMさん(男性)が苦痛に顔をしかめながら駆け込んできたのも入れ歯による痛みでした。
最初の頃はそれほどの痛みではなかったとのですがわずか数日で鋭い痛みに変わり、来院されたときは食事もできないほどの激痛になっていました。
痛む箇所を訪ねると「下あごの奥が我慢できないほど痛い」と訴えられたのです。
ところが診察してみると、どうも下の入れ歯の不具合ではなさそうです。
そこで上下の入れ歯の噛み合せを丁寧に調べてみたら、上の入れ歯のフチが当たっていることが痛みの原因だとわかりました。
口の中は年月と共に変化していくため、わずかずつですが自然とズレが生じてきます。
そのズレが原因で下の歯ぐきの一部を強く刺激していました。
そこで上の入れ歯の調整して噛んだり、歯ぎしりをしてもらうと「痛くない!」と笑顔になってくれました。
後日、来院された時にときにお聞きしたら「食事が美味しい」と、とても喜んでいらっしゃいました。
西荻窪 いとう歯科医院 ホームページhttps://www.ireba-ito.com
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