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入れ歯の咬み合わせを修正したら、気持ちよく咬めるようになった症例

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「お金をかけたんだけどねえ...」

80代女性のUさんはそう言って入れ歯を取り出しました。貴金属の構造物とシリコンで維持する特殊なアタッチメント入れ歯は50万円かかったそうです。

このような入れ歯は形が特殊すぎてティッシュコンディショナーなどの安定材を貼るとか修理とかできません。新しく作製も困難です。

それで今回のUさんのように、大金をかけて作られたにも関わらず満足いく結果が得られないで歯科医から見捨てられてしまう話が増えています。

とはいえ困難な状況でも治せる部分があります。咬んでもらうと入れ歯からザリザリと耳障りな音がして口元がゆがみました。

これは咬み合わせの不良です。まっすぐ口を閉じた時に上下の前歯が当たるのが原因です。

そこで咬み合わせの調整を行いました。調整して咬んでもらうと、まっすぐ閉じてカスタネットのようなカチカチと澄んだ音に変化しました。

「あっ、これならラクです。入れ歯を入れてこんな気持ちいいのは初めてです」

Uさんはそうおっしゃってくださいました。

西荻窪 いとう歯科医院 ホームページhttps://www.ireba-ito.com

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