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入れ歯に貼っていたティッシュコンディショナーが劣化したので、再び同じ材料を貼った症例【西荻窪のいとう歯科医院】

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「堅いおせんべいも食べたんですよ」 そうおっしゃるYさんは90代女性。いらしたのは半年ぶりです。快調だった上アゴの入れ歯が口を開けるとカタッと落ちるくらい、ゆるくなっています。ご家族の方が話を聞き取りにくくなったので気がついて一緒に来院されました。

とはいえ患者さんも私もこの変化は想定の範囲です。初めていらした時にティッシュコンディショナーという歯科専用の入れ歯安定材を貼りました。硬化しても軟らかさが残りクッションのようになってくれます。痛みの出ることが少ない優れた材料です。おかげで入れ歯は調子を取り戻しました。

しかし患者さんに大きな負担のかからないこの材料にも欠点があります。劣化です。人によってはひと月もたず変形したりハガれたりすることもあるので事前に「材料の劣化で入れ歯がゆるくなります」とお伝えしています。
いっぽうYさんのように半年使っても大丈夫という方もいます。そこで今回は比較的長く使えていたので再び同じ材料を貼りました。

「あっ、ピッタリしました」ハッキリした発音でYさんはおっしゃってくださいました。何か起こっても簡単に対処できるのは患者さんも歯科医師も気がラクです。このようにリスクの少ない保険治療で長く良い関係を築いていくことを当院は理想としています。

今回行なったYさんのティッシュコンデショナーを貼る治療は保険適用で約1,000円でした(治療費は症状により個人差があります)。

いとう歯科医院ホームページhttps://www.ireba-ito.com

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