入れ歯と歯グキが接する面に、歯科専用の安定剤を貼って、調子を取り戻しました【西荻窪のいとう歯科医院】
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「歯医者さんに来たのは5年ぶり。とってもいい先生だったんですよ」
Oさん(90代女性)は30年前に他院の老先生に総入れ歯を作ってもらい、その後も定期的なメンテナンスと数回の作り替えを行なっていたおかげで食事も会話も苦労知らずでした。
ところが入れ歯がゆるくなってきたのでいつものように老先生のところへ行ったところ「高齢のため閉院」という張り紙がありました。以来、歯医者には行かずに過ごしていましたが食事も会話もめっきり少なくなったOさんを心配したご家族の方が当院に連れていらっしゃいました。
その入れ歯は修理とメンテナンスがていねいに施された保険適応のプラスチック製です。まるで私の父や祖父に会ったかのような、なつかしい気持ちになりました。
このような良好な入れ歯の治療方針はただひとつ。それは老先生が行なっていた治療方針を踏襲すること。入れ歯と歯グキが接する面に貼られた材料が、年月が経って劣化していました。そこで劣化した材料を丁寧に削り取って同じ材料を貼りなおしました。
「あっ、以前の調子に戻りました!」と笑顔のOさん。老先生の治療を無事に引き継げたことを何よりもうれしく思います。
今回行なったOさんの入れ歯と歯ぐきを合わせる治療は保険適用で約2,000円でした(治療費は症状により個人差があります)。
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