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原発事故の放射能なんか風でアメリカまで吹き飛ばしちゃえばいいんだ、という意見

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先日、ある方とお話していた時に、

「原発事故の放射能なんてね、風で吹き飛ばしてアメリカにやっちゃえばいいんですよ」

という意見が飛びだしました。


またなんてことを言い出すんだろ?!

と思って聞いていると、「わしらは原爆の子なんだよ」とも。


アメリカに吹き飛ばしていいとは思いませんが、よくよく考えるととても根っこの深い発言だったのではないかという気がしています。

原爆のせいでやはり苦労されたようで、その感情が自然と口をついて出たのかもしれません。
(もっとも、感情的になってとか、憤りをあらわにしてというのではなく、ちょっとした軽口のような物言いでした)


さらに考えてみると、苦労されたという点だけでなく、原爆投下についてアメリカは謝罪するとか反省するではなく、やむをえなかったで片づけていることにも起因するのではないかと思います。(このあたりは政治的に難しいところなのでしょうけれど)


翻ってみて、今回の原発事故についても東電の言い訳のように、仕方なかった(天災だ)とか予測不能だったいうようなことを言ったり、政府のその後の対応も含めて責任の所在があいまいなままでは、何十年も経っても同様に微妙な感情的軋轢が残ってしまうかもしれません。
政府首脳や東電幹部は原発のそばに住めよ、みたいな声も含めて。


発言された方も含めて誰ひとりとして原発や原爆の被害者が増えて欲しいなどと考える人はいないはずです。

しかしそんな中で、このような発言を聞く機会があったのは、とてもいろいろなことを考えさせられるきっかけになったと思います。

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