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外資系マーケ担当としてのクロスカルチャーな仕事と日常

世界共通? ゴマすりアクション

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同僚達と港区にあるオフィスから、両国まで繰り出して食事会を開催しました。
ちゃんこ鍋を食べてみたいとのリクエストがあり、せっかく食べるなら!と
行きつけの美味しいお店に連れて行ったのです。
*このお店の鰯のつみれは絶品です!

テーブルについた8人全員が日本人のように見えましたが、日本、中国(米国籍)
、韓国、台湾という多国籍な顔ぶれ。
このうち二人は日本語がほとんど話せないので、共通言語は英語でした。

ちゃんこ鍋のトッピングにゴマとすり鉢が出てきたので、さっそく日本語講座です。
「他人に気に入られるように振舞うことを"ゴマすり"という」
すると中国系米国人が「英語では Apple polishing」と教えてくれました。
ハングル語では、同じ意味を表すのに「生命線が無くなる」という表現があるそうです。
揉み手のし過ぎで、手の平の生命線が消えてしまうという動作からきているようです。

リンゴを磨く、ゴマをする、揉み手をする、このアクションなんだか似ていませんか?

*ちなみに日本語のゴマすりには諸説あり、商人の揉み手から来たという説の他にも
 ゴマをするとあちこちにくっつくことから、色々な人にへつらう事を意味するように
 なったという説もあるそうです。

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