ソーシャルにもそろそろ規制が入る気がする -デマゴーグ化が加速度的に進み過ぎた-
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古代ギリシアでは代議制民主主義や哲学、数学など様々な学問が発展したことで有名だけれども、最後にはデマゴーグ(扇動的民衆指導者)の登場によって、衆愚化したことで有名だ。
※この哲学をはじめとした学問の発展も、奴隷や排他的身分制度の上に発展したものだけれども。
振り返って現在。ソーシャルが発展してコミュニケーションの幅は広がったし、多くの情報に触れることが出来るようになったことは間違いない。そして、僕自身1年程前にはこの新たなプラットフォームに夢見るところは多かった、です。ハイ。
けれど今、ソーシャルを取り巻く環境をみれば
「ビジネスで大成功」
「リスクなしで大もうけ」
みたいな、ものが増えすぎた。僕はこれらは淘汰され消えゆくものと思っていたけれど、未だに存在するし、逆に増えているように感じる。
LINEのような新しい「ライトな」SNSの誕生したことをきっかけに、よりライトな利用が可能なものが増殖し続けている。すなわち、最近のソーシャルは「出会い系」を連想させるアプリあるいはプラットフォームが増えているよ、間違いなく。
僕は決してLINEが悪いといっているのではない。ただ、LINEのように、より手軽に利用できるツールが一般化していることを懸念しているのだ。個別のアプリの名前をここに記すのは控えようと思うけれど。
今後、悲観的なことを言えば、世間を騒がすニュースが起きるのではないか、とすら思う。児童買春とかあるいは投資詐欺とかね。
僕自身はSNSを楽しく使っている。
それは、普段顔を合わせることの少ない旧友や名刺交換しただけではなかなかコミュニケーションする機会の少ないお客様との関係を深めることができて「いいね」をもらったりすれば凄くうれしい。
そういった意味で、SNS自体は有益なプラットフォームだ。
けれど、人の欲望、欲求を逆手にとって扇動的なことをする者を嫌悪する。
そんな心無い者のせいでSNSが不健全に利用されるのがムカつくのである。
そんな者のために、健全な利用を制限されるようなことになる前に、SNSベンダーは自浄すべきだと思うのだ。
※関連BLOG → Facebookに集るハイエナ達は消えて欲しい
<了>
-正林 俊介-
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