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「Dropbox」はクラウドストレージの本命となるか?-例えば僕が「Google ドライブ」を使う理由-

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クラウドストレージ・・・個人向けの無料サービス・ベンダーが乱立していて、何を選べば良いのかもう訳がわからない。

けれど、携帯・スマホにため込んだ写真やら、PC内の各種ファイルのバックアップ先としての利用などこれらを使わない選択肢は無いと言ってもよいだろう。

クラウドストレージ・ベンダーでメジャーと思われるものだけでも

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  • 「Box」ビジネスユースに実績のあるベンダーの個人向けサービス
  • 「Microsoft one Drive」ご存じマイクロソフトのクラウドスレージで「Office」シリーズの作成編集などがクラウド上でもできちゃう
  • 「Amazon Cloud Drive」AWSが有名なAmazonだが、個人向けサービスもラインナップ
  • 「Yahoo!ボックス」実はあのヤフーにもクラウドストレージサービスがっ!
  • 「Google ドライブ」Google上の「ドキュメント」「プレゼンテーション」「スプレッドシート」はもちろん他のアプリが追加できて便利
  • 「Dropbox」シンプルなクラウドストレージだが、M&Aなどによって今後のサービス拡充が期待される

などなどなど・・・今回は個人向けサービスにスコープして進めていくけれど、ビジネス向けサービスまで挙げていったら頭が痛くなりそうなくらいたくさんある。

ドラえもんがいればのび太なら「教えてドラえも~ん!」と、或いはサザエさんであれば「マスオさんに見てもらおうっ」なんてかつおは言っちゃうハズだ。

そんな中で下記のニュース。

 →『Dropbox、クラウドストレージ連係メッセージングのDroptalkを買収』(ITメディア:6/6)

記事によれば

クラウド上でコンテンツを共有しながら会話できるメッセージングサービスを提供する米Droptalkを買収(略)

となっていて、同社は今年4月に

(略)Dropboxは現在、単なるクラウドストレージサービスから次の段階へのシフトに取り組んでおり、4月には写真管理サービスのLoomと、ドキュメント共有・共同編集ツールのHackPadを買収した。

と、単なる「追加のストレージ」というフレームからの脱却を図っている。

僕は個人的には「Googleドライブ」をメインとして使っているけれど、これは単純なファイルの保管先の他、先に挙げたスプレッドシートやドキュメントをはじめとした様々なアプリを追加して利用できるからだ。また、同じくGoogle「サイト」でポータル・ホーム画面を、「カレンダー」「Gmail」「MAP」なども含めて簡単に自作して、使いやすくカスタマイズできるのも良い。

Googleのサービスは「利用規約」に著作権などの制約があり、慎重派も多いけれど、僕が自宅で使うようなもので権利闘争になりそうなものは、今のところ存在しないので利便性からしてこれを使っている。ただ、プライベートな写真なんかは勝手に使われちゃぁ嫌なので、別のサービスに格納しているけれど。

 

で、今回の一連のDropboxの企業買収によって、Googleドライブに匹敵するような「パーソナル・プラットフォーム」とも言うべきサービスのフレームを構築しようとしていることに期待してしまう。Googleのような厳しい規制がなく、フレキシブルな「パーソナル・クラウド」となれば乗り換える理由には十分だ。

だから、まだこのサービスは発展途上だし、この手のサービスによくある「突然の仕様変更」「突然の容量削減」など行く末はまだ不透明だけど、今後のDropboxの動向を見守っていこうと思う。

(正林俊介)

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