キーイベントを管理する
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プロジェクトを進める中で重要なイベントを
よくキーイベントなんて呼ぶことがあります。
プロジェクトを進める上で、キーイベントを管理するというのは
PM、PLにとって非常に重要な仕事のひとつかなと考えています。
「何を何時までに誰がどのように」を中心に
プロジェクト開始直後にスケジュールとタスクを組みますが、
その中で外的要因のキーイベントは必ずコントロールするようにしないとなりません。
外的要因のキーイベントとしては、
認可申請系、契約期日、申し込み期日
というようなものが考えられます。
内的要因のキーイベントとしては定例報告などがあげられるでしょう。
特に3ヶ月を超えるくらいのプロジェクトになると、
ものによっては途中途中でクリアしないとならないハードルが設定されていたりして、
ゴールだけを見て進めていると、失敗してしまうことが多々あります。
ゴールまでのスケジュールでみると間に合うのに目的が達成されなくなってしまう
試験で言うと足きりのようなものは避けなければなりません。
また逆に考えると長いプロジェクトの場合、途中にあるキーイベントをうまく利用し、
ちょっとした達成感を味わって次のステップへの活力にするなんていうこともできると思います。
適度な長さにステップを切ってそこまでの進捗のレビュー会を設定するなど、
意図的にキーイベントを作ってしまうのもよいでしょう。
大きなゴールだけを目指していると、なかなか成果が出ないという気持ち、
先は長いなあ、という絶望感など、
ネガティブな気持ちに支配されがちなので、
細かに成功体験をちりばめていくというのは
自分にとっても仲間にとっても割とよいご褒美になったりするものです。
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