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「楽しく仕事するにはどうしたらいいか常に考えていたいよね」という未来志向コラム

名前をつけてやる!

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何故だか話がかみ合わなくて混沌とした議論が続く会議ってどこの会社でもあることだと思うのですが、そんなことの原因として「話し合うテーマの中でよく出てくる用語の定義が参加者間でぶれている」ということって多くないでしょうか?

たとえばAさんの言う「管理DB」とBさんの言う「管理DB」が違うものをさしている。もしくは、Aさんの言う「管理DB」は複数ある「管理DB」を総称してさしていて、Bさんの言う「管理DB」は複数ある「管理DB」の中の特定の「管理DB」をさしていたり。書いているだけでややこしいですが、実際に熱い議論が交わされている会議の中で、こんな風にリンク先がずれている用語が2つ以上出てきたとすると会議は必ず混沌とするでしょう。

そして堂々巡り。。

基本的なことかもしれないですが、その会議で使う用語をきっちりと定義すること、つまり対象となる実体や現象に名前をつけてやることをしないとならないのではと。

比較的きっちりとしたドキュメントでは前提事項として用語の定義がしてあることが多いけれど、日常の会議において議論を止めてそういうアクションをすることにはちょっとためらってしまう人も多いのではないでしょうか。つまりどのタイミングで水を注すか迷ってしまうのだと思います。

でもこの場合、敵を認識しなければ倒すことはまずできないのですから、用語のリンク先がずれていることに気がついた人間はそう感じた瞬間にすぐさま修正をかけるべきでしょう。時は金なり、光陰矢のごとしなのだから、混沌とした会議は一度クールダウンしてみてもよいのです。

そして一度、休憩を入れて用語のばらつきを修正するところから議論を再開する。相撲で言う水入りです。その間にホワイトボードにずれている用語の定義を書いてみるといいと思います。こんな手順を会社の会議ルールとして標準化してしまうのも良いかもしれないですね。

会議はその企業の企業文化をあらわすとよく言われます。はてなの立ったままの会議なんかは有名ですが、そんな会議のちょっとしたルールから企業の文化を作っていくというのもまた楽しいものです。

なんにしてもしびれるような会議をしたいものですね。

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