オープンソースとは
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先日、日本の会社は自社でもオープンソースを公開していると言われて見てみた。プログラムのソースコードは公開しているが、これって何の意味があるのか不思議に思えた。何故なら、ただ自社独自で開発してソフトウエアのソースコードを独自で公開しているだけでフォーラムも何もない。これをダウンロードして何をしようとしているのかまったく意味が分からない。
海外の複数のオープンソースプロジェクトに参加していてが、成功しているのはコミュニティが活発なプロジェクトのみである。なぜなら、オープンソースの目的は、一人または一社ではできないことを数人や数社で組んでするこである。一人や一社でできるのならまたは一社でしたいのなら、オープンソースにする必要はまったくない。
海外と比べて、日本でなかなかオープンソースプロジェクトが立ち上がらないのもここにあるのかも知れない。日本の多くの企業は独り占めをしたがり、協力をするのが苦手である。
しかし、日本で10名程度でプロジェクトを行って販売しようとしても、海外のオープンソースプロジェクトはグローバル規模で100名以上の協力者がいる。また、他社との提携も迅速に行ったりもしている。
オープンソースとは、多くの人/会社とwin-win関係で強力し会うことが目的であり、ただプログラムのソースコードを公開することではない。
今、必要なのは、隣の数名を仲良しになることでなく、世界中にいる100人や1,000人の人達と仲良くなってお互いを助け合って新しい市場を立ち上げることであると思う。
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