オルタナティブ・ブログ > 細島誠彦ブログ【参謀の戦略眼】 >

会社がなすべき当たり前のこと、人がなすべき当たり前のことでありながら、多くの人ができていないことを、いかに行うかを考えるきっかけになればと思います。高杉晋作の辞世の句でもある「おもしろき こともなき世を おもしろく」をブログ名に、日々普通に起こっている会社や社会での出来事を、いかに考え対応すべきかという視点で書いていきたいと思います。

『孤独の価値』

»

孤独というのはマイナスのイメージを伴う。
しかし、人ごみの中、例えば、飲み会に参加していても、
ふと孤独を感じることはある。
総理大臣までいかなくても、
相談できる相手がおらず、
最終意思決定をしなければならない経営者が孤独というのもわかる。

しかし、孤独は悪いことではない。
何より自由だ。
人に合わせる必要がない。
人の顔色を見る必要もない。
人が何と言おうと気にすることもない。
人に迷惑をかけないという前提のもと、
なんでも、自分の好きにすることができる。

考えてみれば、組織の中で働いていると、
頭を悩ますのは、8割がた人に関することのような気がする。
この全てがなくなると、人生は全く違うものになるだろう。

ブッダも言っている。
「いっそのこと独りぼっちになってみるのも清々しいだろう」(「超訳ブッダの言葉」小池龍之介著)
と。

「孤独の価値」(森博嗣著)に書かれているように、
昔と違い、体力を使う仕事は減り、頭を使う仕事が増えている。
であれば、孤独に身をおいて、仕事をする生活をしていくことも悪くない。

Comment(0)