人を知ることがすべてにつながる
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『人を正確に観察すれば
そこで得た思念を軍事ばかりでなく
他にも応用できる』
「奇貨居くべし」宮城谷昌光
この本は秦の始皇帝の時代、秦の宰相呂不韋が主人公の歴史小説である。、
中国の戦国時代だからこそ、「軍事」という言葉がでているが、
人を知れば他にも応用できるということであり、
当然、現在でも適用できる言葉であり、原理である。
経営はもちろん、普段の生活でも応用できる原理である。
残念な人を見ているとわかることがある。
"これをやれば、人がどう考えるか?"
"こう言えば、人はどう思うか?"
ということを全く考えられないということだ。
これは残念ながら、生まれながらの資質ということも関係してくるとは思うが、
自らに振り返って考えて見れば、そんなに難しいことではないはずだ。
常に、自分だったらどう思うかと相手の気持ちになって考えればいいだけだ。
マーケティングもこの原理があてはまる。
"人に買いたいと、どうやって思ってもらうか?"
"顧客になりたいと、どうやって思ってもらうか?"
まさに、人を観察することからでてくることだ。
経営、マーケティング、人生、それぞれの根幹は、
何気にこんな根本的なところにあるのだと思う。
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