会社横断チームが共著の『「自分ごと」だと人は動く』
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博報堂エンゲージメントビジネス局の川名周さんら数社の方のパートナーシップによる著作『「自分ごと」だと人は動く』を読んだ。今年日本初開催のad:techでお会いした方だ。
拙著「エコシステム・マーケティング」(http://www.amazon.co.jp/dp/4904336399/)で書いたコンシューマー・エコシステム戦略について、もう一つの角度から分かりやすいタッチで説いている(「生活者主導社会」へのソリューションとして)。
拙著についてやりとりしたとき専修大学の新井範子先生は、一緒に育つマーケティングへの変化を指摘しておられた。『「自分ごと」だと人は動く』も同様の問題意識だろう。これを分かって行動している企業は、まだ少ない。
本書でフィーチャーされている「with C」は、サイバーエージェントもAmeba事業について説明するときに前から使っているキーワードだが、これが一般化するのはすぐだろう。と言うか、すぐでなければマズイ。
横断チームが本を出す。これもエコシステム的な発展だと思う。それに書き方は上手ですね。こういう本がもっとあって欲しい。
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