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ヤルキ、ゲンキ、ユウキ、ホンキ、○○○、あなたは5つ目に何を想像しますか?あと素敵なタイ旅行は好きですか?

9月のオルタナティブブロガーミーティングにて

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2011年9月9日(金)のオルタナティブブロガーミーティングに参加してきました。
今回はブロガーになって初回ということでご挨拶の意味で福福の招き福ねこを持参。
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見た目の可愛さと、皆さんに福が招き入れられますようにという意味をこめてこれにしました。

モナカの皮とアンコが別々の袋になっており、食べるときに2つを合体させます。食べる直前に合体させることで、パリッとしたモナカを味わうことができます。

絶対こしあん派の私としては、つぶあんだったことに一瞬ひるみましたが、今日は見た目の可愛さで許しました。どうもつぶあんのマメマメしい感じが苦手で、まろやかなこしあんが好きです。 朝食はこしあんアンパンの確率が高いです。好き嫌いなく食べれないものはありませんが、しいていえば豆があまり得意ではないです。コンビニ弁当に入っている豆がはみだしてご飯の上にいたりするとキーッ!ってなります(笑)

ちなみに、アンパンマンの中身はこしあんか、つぶあんかどちらだと思いますか?答えはこちらです。

話が脱線しましたが、会議テーブルには他にも一瀬さんの差し入れのちんすこうがあったり、宮沢さんの差し入れのタイのポテチがあったりと、血糖値を下げることなくオタク度 個性を存分に発揮できます。

ミーティング前半は新人自己紹介ということで、中華PADの高橋さんの中華なデジタルギアなAndroidの話で盛り上がりました。iポーンそっくりな出で立ちでみなさんに好評でした。

iポーンとうりふたつなスタイリッシュなボディは、CPUが違うのでちょっとだけ厚みがあるんですよと、熱い解説の高橋さん。りんごのアレに似てますけどね。そっくりなだけですよ。なんちゅうか、なん中華、これは売れるわけですよ。(ちょいちょい入れていきます)

高橋さんは写真のお顔は怖いですが、少林寺をたしなまれているのでやっぱり怖いです。いやいや、お話するととても柔らかい物腰のやさしい方です。このiポーンそっくりなデジギアは高橋さんの秋葉原のお店で見られますよ。

そして私の自己紹介は、通販好き、タイ好きと超テキトウな説明をして終了。自分不器用ですから。

前座が終わってメインディッシュ。 今日のお題は町田竜馬さんの「バーチャルコラボレーション」について。

バーチャルコラボレーションとは、簡単に言うとインターネットを介して開発をアウトソーシングするということ。世界のフリーランサーへ仕事をお願いして、安いコストで仕事を完成させるということ。

バーチャルコラボレーションにはどんなメリットがあるのか。
・世界にはたくさんの優秀な人達がいて、その人達へ仕事をお願いすることができる。
・国を選べばコストが抑えられる。例えばインドなど。
・時差を利用すれば24時間開発を進めることができる。

バーチャルコラボレーションにはどんなデメリットがあるのか。
・フリーランサーがとんずらかったらオッパピーな展開。
・英語力がなければ仕事のお願いができない。
・品質の維持をするために気を使う。
(英語力と品質維持はデメリットというかスキルがないとできないということ)

では、どうやってフリーランサーに仕事を頼むのか。世界にはフリーランサーが登録する紹介サイトがあり、その登録の中から条件にあうフリーランサーを探します。 町田さんが例としてあげていたサイトは以下の2つです。
http://www.freelance.com/en/
https://www.odesk.com/

登録されているフリーランサーには開発した過去の評価があり、依頼主はその評価を参考にして仕事をお願いする人を選びます。

逆もまたしかりでフリーランサーからしてみれば依頼主が本当にお金を持っているのか判らないので、依頼主はデポジットを入金することで、フリーランサーはその依頼主がお金が支払える能力があるのか判断できます。(※一例でありフリーランサー紹介サイトによって異なります)

システム開発経験がある人なら気になると思いますが、著作権や瑕疵担保責任はどうなるのか質問が飛びました。

著作権についてはNDAを結び、瑕疵担保責任についても契約書を交わすことで、回避できるとのこと。 とはいえ海を越えた世界の出来事なので、突然フリーランサーと連絡が取れなくなるというリスクは残ります。納期だって守ってくれるかどうかわかりません。そこで、バーチャルコラボレーションを成功させるための秘訣を質問してみました。

町田さんいわく
1.フリーランサーの選び方
2.プランの立て方
が最も重要であるとのこと。

フリーランサーの選び方とは評価を参考にして吟味に吟味を重ねて選ぶこと。プランの計画をよく練り、スケジュール確認をまめにすること。

また、こんな質問も飛びました。
「日本国内で開発するメリットに高品質という安心があると思うが、顧客は心配しないのか」

たしかに日本製にこだわる顧客も居ると思います。町田さんは、あらかじめ顧客にバーチャルコラボレーションで開発をやりますと宣言しているそうです。なるほど、あらかじめ説明して了解をとりつけておけば、後々トラブルになることはありませんね。

他には、ソースコードが盗まれたり転用されたりしてしまうのではないかという意見が出ていました。たしかにNDAを交わしていても他に転用されないという保障はありません。 そういう信用面を考えると顧客に対して、バーチャルコラボレーションと通常の開発を両方提示できると強いのかもしれないと思いました。2つの方法があり一長一短がありますけど、どちらを選びますかと顧客の選択肢を広げることもできますね。

バーチャルコラボレーションはプログラミングだけでなくデザインやプランニングなど、さまざまな業務をフリーランサーにお願いできます。自分に知識がなくてもプロに任せてしかも安いコストで開発が可能になります。

私がいる業界、通販(EC)の世界でもフリーランスの存在があったりします。それは商品データの作成をするフリーランサーです。ロングテールを実現するには、とにかく大量の商品をECサイトに掲載していかなければなりません。そのために国内のフリーランサー(主婦やサラリーマン)にお願いをしてCSVデータを作って頂いていました。ただし国内の話です。私は英語できません。

英語が話せれば、バーチャルコラボレーションは様々なことに利用できます。 町田さんは、40件以上のバーチャルコラボレーションをこなしてやっとバーチャルコラボレーションの攻略方法が見えてきたとおっしゃっていました。

話を聞いただけではフリーランサーを使うことの良さは分かるけどどうしてもリスクに目がいってしまいます。しかし、フリーランサーと信頼関係が築ければコストパフォーマンスの高い仕事が出来るはずです。「海外ではバーチャルコラボレーションが当たり前で、これから日本でもバーチャルコラボレーションが浸透します」という町田さんの眼差しにバーチャルコラボレーションの可能性を感じました。
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最後に私の質問で気に入ったフリーランサーと実際に会って仲良くなることがあるのかと尋ねてみた。するとすかさず、ばんちょ~がこれでしょこれと「ハートマーク」を手で表現。 女関係ってやつです。そういう意味で聞いたんじゃないんですが(^^;;;

町田さんいわく、そういう出会いはないけど、ウクライナ人が美人らしいですよ、とのこと。そしてググってみたら本当だった

世の中には自分の知らない世界が山ほどあります。出会いというのは、とてもありがたいことで自分を成長させる最大の経験値だと思います。

「バーチャルコラボレーションは世界を感じることができるんですよ」

町田さんは世界中で色んなフリーランサーと出会い理想を実現して活躍されていました。
今回は新しい開発の仕方について、私の知らない未体験ゾーンのお話で楽しい勉強が出来ました。

おまけ。2次会の席にて。
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2次会ではたくさんの方とお話をしました。
体育会系電脳ブログの方波見さんは写真では人相怖くて(失礼)、今日お会いしたら坊主頭で私ビビりまくり。織田○道さんばりのガタイのよさと声力で圧倒されまくり。でも話しているととても気さくな方。カラダは大きいけど目の付けどころは鋭利な刃物のようにシャープ。

そして音楽ブログの永井さんは写真通りお綺麗な人で、熱い暑苦しい男性陣(褒め言葉)の中で、たんぽぽのようにピョーンと可憐に揺れていた。最近の人は、大切なことを見失っているよね、1+1=2だけど、それだけじゃないよね、というお話と、男と女が得意とすることって違いがあるけど、それぞれが良いところがあるよねってお話は、永井さんのやさしさがにじみ出ていてとても興味深かったです。話に説得力があるかないかは、話す人の実績だけじゃなくて品格なんだということがよくわかります。指揮者ってなんで男ばかりなんだろうね、というお話も大変おもしろかった。

会う人会う人すごい人ばかりでセンスは努力じゃ磨かれないのではないかと思ってしまう。 でも、方波見さんのお話の中で「やると口で言ってもやらない奴が多い。考えてからやるのではなく、やってから考える」という話を聞いて、あーそういう体当たり的なのは得意だなぁと思って、ちょっと自信が沸きました。

根拠のない自信だけが、毎日を支えていますが、 明日もマイペンライで行きたいと思います。

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