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ザック・スナイダー版「スーパーマン」のロゴが登場!

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「300」「ウォッチメン」のザック・スナイダー監督がスーパーマンを新たに描く「マン・オブ・スティール(Man of Steel)」のロゴが、下記の本作のFacebookページで公開された。

「マン・オブ・スティール」Facebook
http://www.facebook.com/MANOFSTEELmovie


 今回のロゴで、まず眼に飛び込んでくるのは「質感」だ。映画のタイトル、「Man of Steel=鋼鉄の男」は昔からのスーパーマンのニックネームだが、ロゴの背景はその「鋼鉄」を思わせるものになっている。そして、その上の「S」の文字も、これまでとは違う。まず、形を勢いのある流線型にアレンジ。さらに立体として造形され、しかも金属の質感を持っているのだ。すでに公開されているスーパーマンのスーツの質感も独特だったところを見ると、「質感」はこの映画のポイントになりそうだ。

 次に注目なのは「色」。これまでのロゴの色は、青地に赤と黄色だった。が、今回は鋼鉄の黒銀の上に暗い赤。そこにSを形取る金属の側面として、ごく僅かに赤みがかった金色が加わる。しかし基本は黒と赤。これまでにない大胆な配色なのだ。

 ここまで「鋼鉄」を強調したロゴを提示しているところを見ると、この「鋼鉄」は今回の映画全体のキーワードになることを暗示しているのかとも思えてくる。これまでは、スーパーマンの身体的な強靱さの象徴だった「鋼鉄」という言葉が、今回は彼の心理的な何か、またはドラマ上の何かをも同時に象徴するようなキーワードになるのか、と想像は脹らむ。


 そしてこのロゴのアレンジの大胆さが、どう映画に反映されるのかも楽しみになる。70年代の「スーパーマン」は赤・青・黄色、06年のブライアン・シンガー監督版「スーパーマン リターンズ」はその三色をダークな色調にアレンジしたものだった。映画もそのようなアレンジだったともいえる。だが、今回はアレンジぶりがハンパじゃない。二次元を三次元にし、図形に質感を与えている。となると、映画も・・・と期待が高まってしまうのだ。


 あとは、08年の「ダークナイト」のバットマン以降初めて描かれるスーパーマンである、ということをどう踏まえるかだな。

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