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デヴィッド・フィンチャー版「海底2万マイル」はこうなる?

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「ドラゴン・タトゥーの女」の来年2月の公開が待ち遠しいデヴィッド・フィンチャー監督だが、彼の今後といえば、気になるのはジュール・ヴェルヌの古典名作SF「海底2万マイル」の映画化。

 これはもう何年も前からディズニーが映画化を企画しているのだが、監督候補も二転三転。やっとデヴィッド・フィンチャー監督に決定したのは、昨年くらいの話。

 原作小説は、海洋生物学者の主人公たちの海という未知の世界での冒険を描く海洋SF。映画は3Dになると言われており、映像美に定評のあるフィンチャーが、海底世界の神秘をどんな映像にするのかはもちろん楽しみだ。

 が、原作でなんといっても印象に残るのは、巨大な潜水艦ノーチラス号を一国家のように統治する謎の男、ネモ艦長。教養人だがかなり特殊な価値観を持ち、屈折した性格のこの奇人を、「ソーシャル・ネットワーク」でやはり一種の奇人でもある主人公を描いたフィンチャー監督が、どう描くのか。これがフィンチャー版「海底2万マイル」の見どころだろう。

 そんな期待をしているファンに朗報。この作品の脚本をフィンチャー監督の「セブン」を手掛けたアンドリュー・ケヴィン・ウォーカーが執筆することが報じられた。これまでこの企画の脚本は、「ボーン・アルティメイタム」のスコット・Z・バーンズや「スパイダーマン2」原案のマイケル・シェイボン、「ブレイブ・ハート」のランダル・ウォレスらそうそうたる面々が手掛けてきてはいるのだが、やっぱりフィンチャーの構想するネモ艦長には、別の脚本家が必要になったということだろう。

 アンドリュー・ケヴィン・ウォーカーは、フィンチャー監督とは「セブン」「パニック・ルーム」で組んでおり、他に「8mm」「スリーピー・ホロウ」「ウルフマン」などの脚本を執筆した人物。まあ、どの映画も明るくはなく、必ず屈折した性格の人物が登場する。

 さらに、フィンチャーは最近のインタビューで、こんなことを言っていた。彼は一時期、「スパイダーマン」の監督候補になったことがあるのだが、その時にもピーターの思春期や彼がどのようにしてヒーローになるのかにはまったく興味がなく、興味があったのは「一種のフリークスとなった大人のピーター」だったという。こんな話を聞くと、「スパイダーマン」はフィンチャーではなくサム・ライミが監督することになって本当によかったと思うがw、こういう監督が描くネモ艦長がますます見たくなってくる。



「ドラゴン・タトゥーの女」オフィシャル・サイト
http://www.dragontattoo.jp/
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