今さらながらAIで作詞してみる
AIの話題が続いたので、ついでにAIによる作詞の話をすることにしよう。
さて、AI作詞というWEBサービスもインターネット上にいくつも存在する。しかしながら、今もガンガン開発やってますという感じのものは少なく、数年間更新されていないとか、リンク切れが目立つものが多い。すでに、AIによる作詞が大きな壁にぶち当たっているということだろうか。。。
ともかくいくつか紹介してゆこう。
〇orphpeus
こちらは詞と共に曲もAIが作成するシステム。最終更新が2020年2月ということなのでまだ開発は続いているのだろうか。。。
ポップスor演歌と男性or女性を選択して、あとは5つのキーワードを入れて作成する。今回は、「ポップス」「女性ボーカル」とキーワードに「海・夏・風・恋・夢」を入力して作成するとつぎのような詞が出来上がった。
この夏儚き夏の海を
たった一人の風の恋して
小さな夢の太陽みたいに
遠い想い出を愛してる砂の
〇Shikaki
こちらは2018年4月に開始されたサービス。この年のうちに開発は止まっているようだ。このシステムでは、セクションごとの音数しか設定できないが、次々と違った作詞をしてくれる。今回は120,90,120の音数を指定すると、次のような詞が出来上がった。
疑うために出逢ってくれた 僕のは君に惹かない
けれど深い知って ただ微笑む
優しいものが はなに打たれたのなら
Journey あなたがいないよ なんて残像を...未練
何より大好きのサル
どこまでも 取られたいの?
想う人にも、捕まらない
優しさをずっと数えたいはず
いつかまた色あせなかったのだ
それをいらなく 街が夢を 目に開ければ笑っていなく
ぬぐえる事も愛を 明日も誰より変わるほどに つなぎしたんだよ
どこがもっと知ってきたばかりが
今日の事を顔に変わる
この世に俺はあんたを
心の中降りられてもこわくて 消えたハズになる右がいって
大好きさ 傷ついていても あなたの思いと
どうやらやけにそれぐらいではなるなら
キミなど(キモチフラ)・う なれ・・・・・・
こちらのシステムの優れているところは、修正機能を持っていることだろう。作詞結果のテキストの単語や助詞をドラッグすれば、ほかの候補が現れ選択することが出来る。また、テキスト全体を編集することも可能だ。どちらかといえば、こちらの編集機能の方に大変興味を持ってしまった。
〇VOCALOID SONG GENERATOR2011
2011年に開始されたVOCALOID SONG GENERATOR。触れ込みでは、作詞・作曲・歌唱・MVまで自動作成してくれるということだが、WONDOWS10の環境では作詞までしかできない。ただし、今回紹介するAI作詞システムの中では、一番クオリティが高い。
主題と動詞を入力すると作詞してくれるので、今回は「夏/海へ行く」を指定して作成した。
時は過ぎ 季節は巡るけれど
変わらないものを信じて 生きていきたい
それでもキミのことボクはずっと待っているよ
キミからの答えを 信じているから
過ぎ去ったキミとの想い出は 今も残っています
でも現在を大切に過ごしたい 明日を感じて生きてゆけるように
メール きょうの日にあわせても
キミが居ないと なんにもはじまらない
ボク海へ行きたい
いつまでもいつまでも
キミと夏を海へ行きたの 今でも覚えてる
もう過ぎ去った遠い昔の話
でもボクには 大事な昔の話
いっしょに食べた検索エラー 覚えてる?
あれは遠いあの日
検索エラー昼下がりの出来事
とりあえず3つのWEBサービスを紹介した。AI作詞は、なかなか前途多難な様相である。