マランツUD9004が家に来た♪
marantsから新たな時代ののフラグシップ機とうわさの高いUD9004が発表され、気づくとうちの机の上にちょこんと座っていました。きっと、僕の事が好きなのでしょう。。
UD9004は、はっきり言って性能云々の前に一目ぼれ。新しい家に引っ越した際にオーディオを一新したのですが、CDプレイヤーだけは、しっくりくるものがありませんでした。いつか惚れちまうやろ~というプレイヤーが現れたらと思っていたら、あっという間に7年の歳月が。そして、その時は、突然やってきたのです。
僕は楽器もそうなのですが第一印象で外したことは一度もありません。やはり音響製品は見た目から開発者の意気込みが伝わってくるものです。その堂々とした風貌から開発者の揺ぎ無い自身が満ち溢れているではありませんか。
ちなみにUD9004は、ユニバーサルプレイヤーという分類で、ブルーレイからDVD、CD、SACDとマルチな音源に対応しています。しかし、僕は、オーディオにしか使用しません。ブルーレイはSonyBDZ-X100に任せています。ブルーレイで惚れ込んだやつです。UD9004の凄さは、やはりオーディオ。高速電圧増幅モジュールHDAMやHDAM-SA2を使用しSA13S2で使っているトロイダルトランスを、アナログオーディオ回路だけの為に搭載しているこだわり様です。簡単に言えば音に妥協のない作りなのです。思う存分、オーディオで活躍してもらおうという考えです。
早速、セットアップですが、やはり重い。。。重さは20キロ弱あります。間違ってもぶつけたりしないように最新の注意を払ってセッティングを行います。XLRバランス端子からMcIntoshへは接続です。コードや細かいセッティングに関してはハイエンドオーディオでは有名なダイナミックオーディオの音の天才岩瀬氏にアドバイスを受けながらしていますので安心です。僕は音にはうるさいくせに基本的にハードには弱い、、、。
基本的にオーディオシステム全体の電源は、ソース系とその他で完全2重化しています。ソース系はCSE E-100、アンプ系はTX-1000からノイズのないクリーンな電源を供給するようにしています。ソースの音を拡張するアンプはMcIintoshのMC2120とC2200というシドニーコーダマンの傑作が重責を担います。そして最後のスピーカーは英国のTANNOY Turnberry/HE75という創立75周年記念モデルが空中に美しい音楽を流すのです。
僕のオーディオは高音域ではKeith Jarrettの"THE KOLIN CONCERT"、中音域では"The Melody at Night, With You"がそして低域では、KeithのTrioであるStandards TrioでGary Peacockのベースが気持ちよく鳴るかで調整をします。UD9004では、とにかく繊細な高音域がバランス良く、最高の"THE KOLIN CONCERT"を聴くことができました。しかし、まだ中音域以下の調整が必要な感じで、なんと研究し、試行錯誤しながら最高の中低音域も再現できるようにしたい。
今回、UD9004が参入し、僕としてのオーディオは一つの完成型を達成しました。このセットが一般的にどうなのかは分かりませんが、僕のはこれ以上のセットはありません。後は、より美しい音を奏でるために、細かい部分をチューンナップして一生つきあっていきたいなと思っています。いやーー、音楽って楽しい♪