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エリック松永のマクドナルド道場-Viva, Qualter Pounder!-

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・ビッグマックで新旧の橋渡し
27日、いよいよその時は来た。メガマック最後の日だ。僕はマガマックに敬意を表し、深夜12時少し前に船橋マック入り、そしてメガマックのラストオーダーを行った。そこには最後の勇姿が誇りたかく聳え立っていた。

バンズから4枚という驚愕のパティ、質素に目立たず気品さえ感じさせるレタス、そしてピクルス。パティの塩味が酸味のあるソースと絶妙なハーモニーを醸し出す。このハーモニーが単なるビッグマックのパティ追加とは全く違う味を演出していた。

僕は、メガマックの味を忘れないように、あえてビッグマックとのダブルオーダーにした。このダブルオーダーは僕の中では普通なのだが、通常はソースの酸味の強いビッグマックはメガマックの後に食べるのが通例だが、今回はあえてビッグマックを先に食するという暴挙に出た。

しかし、メガマックはビッグマックの味に負けず、そのパティの美味しさを最大限に活かした味で最後に僕を楽しませてくれた。うまい!マガマックの魅力はやはり肉の質感だ。マックのパティは油が抜け、独特の香りがする。バーガーキングやウェンディーズとは全く違ったパティの味がマックファンにはたまらないのだが、メガマックは歴代で一番マック独自のパティーの味を活かしたハンバーガーであると思う。

あーー、こんな美味しいのに最後なんだ。と思うと、残念な気持ちでいっぱいになった。

次の日、いよいよクォーターパウンダーが発売された。昨日の味を忘れないように僕は馬喰町のマックに飛び込んだ。そして、ダブルクォーターパウンダー・チーズとビッグマックをオーダーした。そして昨晩と同じようにビッグマックをテイスティングベースに味を堪能しようと思ったのだ。

安定したビッグマックを食した後に、ダブルクォーターパウンダー・チーズを頬張って驚いた。パティが前回日本に展開されたときのブルクォーターパウンダーとは違う。パティのうまみが凝縮している反面、油っぽさと胃もたれをしたイメージとは全く違う。すいすいと胃に吸い込まれていくのだ。パティの香りも格段に向上している。この食べやすさはマクドナルドの製造のこだわりが生んだ賜物なのだろう。とにかくパティの臭みが驚くほどにない。

僕は、パティの感触を確かめる為にその足で、バーガーキングへと向かった。ダブルワッパーと比べずにはいられなかったのだ。僕はダブルワッパーチーズをオーダーした。食しての第一印象は、ワッパーのほうがアメリカンな味がしたなというところ。炭火で引き立ったビーフの香り、そして強いオニオンとケチャップソース&トマトの攻撃的な酸味が豪快に舌を楽しませてくれる。さすがの味だ。やはり、うまい!こんな美味しいハンバーガーが競い合い、すぐに食べられる環境ってなんて幸せなんだろう。

ワッパーと食べ比べて感じたのは、クォーターパウンダーは日本的な味だなということ。メガの先入観で、しつこい&もたれるのイメージで遠のくのではなく、とにかく一度お試しあれ!!!

Peace out,

Eric

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