uWinkでデジタルサイネージを体感!
今週は出張でシリコンバレーに来ています。やっぱりカリフォルニアのからっとした天気は良いですね。
ラスベガスで開催されたDigital Signage Expoに行ってからというものディジタルサイネージにアンテナが立っていて、町中の看板や店舗が気になります。Googleのお膝元であるMountain Viewを歩いていて思わず立ち寄ってしまったのがこのuWinkというレストラン。
店のガラスには「Food」+「Drink」+「Media」の表示。各テーブルに端末が設置されています。店内にいる人たちは黙々とその端末に向かっていて、どうやらオンラインゲームに夢中な模様です。
一人一台タッチパネル端末。ちょっと異様な雰囲気です。
言語は、英語のほかスペイン語、ドイツ語、イタリア語、中国語、日本語、韓国語などに対応していて、フロリダ州のフォートローダーデイル(Fort Lauderdale)国際空港でも採用されているとのことでした。それから、お客さん全員参加型のクイズ・ゲームも楽しむことができます。結果が大きなスクリーンに映し出されます。
注文やゲームなど選択できる画面です。
スイーツ好きがばれてしまう明細ですが。。。こんな感じでオーダー及び決済ができます。
このuWinkiはゲーム産業の父と言われたNolan Bushnell氏によって2000年に創業されています。ビデオゲームのAtari、エンターテイメント・レストランのChuck E Cheese’sで有名な経営者です。当時のビジネスモデルは「レストラン向けにインターラクティブなエンターテイメント・システムを提供する」というものだったそうですが、結局上手くいかずにそのシステムを利用したレストラン経営に自ら乗り出しています。
ここ最近は赤字続きだったせいか、今日のニュースによるとタッチパネル端末のメーカーでuWkink全店舗を手掛けているTapcode社に技術面の譲渡するようですね。
そういえばボストンの超有名なレストラン「Legal Sea Food」でも場所によってセルフ決済端末が導入されていましたね。日本では居酒屋やファミレスで注文まではありますが、決済までは自分でするのはこれからでしょうか。