ガソリンスタンドでデジタルサイネージを体感!
ハーバード大学があるケンブリッジ郊外のガソリンスタンドでデジタルサイネージを体験しましたのでご紹介します。
日本も多くなってきていますが、こちらでは殆どのガソリンスタンドはセルフ給油です。ここでは、ABCのニュース番組、Google Mapの表示、家電のBest Buy、カード会社のAMEXのCMが流れていたのですが、レバー片手に思わず釘ずけになってしまいました。
ある調査結果によると、車社会である米国では7割の人が週平均1.5回、ガソリンスタンドに訪れ、平均滞在時間は6分だそうです。確かにこの時間はボーっとしながらメーターを見ていますね。
ガソリンスタンドの店主によると「広告主に効果があったかどうかはわからんが、毎月$100の設置料が入るから小遣い稼ぎにはいいんだよっ」とのことで、来月にはあと2台追加されるようです。
Google Map上で渋滞情報を連動している。
自社の宣伝も忘れずちゃっかり?
PumpTopTVは、DOOH(Digital Out of Home)メディア・ソリューションを提供するAdtek Media社が運営しているガソリンスタンド向けのデジタルビデオ・ネットワークです。燃料給油機に設置するモニター製造メーカーのWesting House Digital Electronics社のLCDを全米550店舗のガソリンスタンドに6,000台以上も配備しています。
ちなみに、同じくガソリンスタンド向けのネットワークを提供しているGas Station TVは、全米800都市に5,600台のスクリーンを配備し、CBSのニュース、エンターテイメント番組、ABCの関連会社であるESPNのスポーツ番組を配信しています。
3月16日のMediaWeek誌によると同社は「Echo Ad」という従来の15秒とか30秒のCM枠より短い10秒ものCMを発表したとのこと、そして最初の利用者は自動車会社のフォードで「2010 Ford Fusion+Hybrid」のキャンペーンが5月3日まで配信されるようです。