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シリコンバレー駐在のIT商社マン、榎本瑞樹(ENO)が綴る米国最新ICTトレンド

「ベンチャースピリット」x「セレンディピティ」

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皆さん、初めまして。「ベンチャースピリット」X「セレンディピティ」をご覧いただきましてありがとうございます。初回なので自己紹介とこのブログのテーマについて書きたいと思います。

 築地の某IT商社に所属して早くも11年。「世界を股に掛けるIT商社マン」を目指している榎本瑞樹と申します。これまではネットワーク、セキュリティ関連を中心に営業活動してきました。お客様がたくさん集まる展示会やセミナーが大好きでいろんなイベントに首を突っ込んでいました。そして、昨年4月 より念願の夢が叶ってボストンに駐在しています。こちらでのミッションは新規ビジネス開拓。尖ったテクノロジーを持った面白そうなベンチャー企業(スタートアップ企業)にコンタクトして、ビジネス・モデルやテクノロジーを調査し具現化して日本市場へ展開するという仕事をしています。

National Venture Capital Associationによると、2008年の米国におけるハイテク関連IPOはわずか6件と2007年の86件を大きく下回る結果となっており、この経済不況の影響は否めません。連日のレイオフ・ニュースはもはや日常化し、最近はご近所さんとの挨拶も「How are you?」から「Are you still alive?(まだ、生きてるの?)」に変わってきていて良くも悪くもリセッションの影響を肌で感じています。

 しかしながら、「大きく成長するベンチャー企業は絶対にある!」と強い信念をもって日々新規ビジネス開拓に勤しんでいます。やっぱりベンチャー企業の人達は大好きです。自社のテクノロジーや戦略に自信を持って、ビジョン を熱く語る姿はとても刺激を受けます。仮説力の素晴らしさ、アイディアを即実行する動きの速さも好きですね。「ぐっ」とくるベンチャー企業のトップに出 会ったときは、たった10人のがらんとしたオフィスが数ヵ月後には50人、100人、数年後には500人、1000人と成長していくのだろうなと思うとワクワクした気分になって笑みを浮かべてしまうこともあります。

 さてさて、このブログのテーマを少し説明します。「偶然をとらえて幸運に変える力」のことを「セレンディピティ(Serendipity)」と言うそうです。フレミングによるペニシリンの発見や、レントゲンによるX線 の発見、田中耕一氏による高分子質量分析法の発見、ポストイットの発明など。。。まさに偉大な発見や発明にはこの「セレンディピティ」のエピソードがつきものなのですね。このような偶然な発見はただ待っていれば転がってくるものでしょうか?本当にただの偶然なのでしょうか? というと、そんなはずはなく偶然を呼び込む地道な努力や来たときにものにする準備を皆さんしていた訳なんですね。

この「セレンティピティ」に磨きをかけて「ベンチャー精神」を持って行動しよう!という思いから、「ベンチャースピリット」x「セレンディピティ」というテーマにさせてもらいました。

このブログでは米国ITトレンド、米国各地でのカンファレンス・レポート、面白そうなベンチャー企業の紹介など、時折ボストンネタを交えながら情報発信してゆきます。

「世界を股に掛けるグローバル・ビジネスマン」を目指して「ベンチャースピリット」を忘れずに「セレンティピティ」を磨いてゆきたいと思います!

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