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共創でマーケティングを変える!

エンゲージメント・マーケティング フレームワーク 1

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engagement marketing framework 1

エンゲージメント・マーケティングという言葉もかなり定着してきているなと感じます。先日もマルケトの方とお話をする機会がありましたが、彼らは自社ソリューションを自らはマーケティング・オートメーションとは呼ばず、顧客とのエンゲージメントを強化するツールだと仰っていました。

エンゲージメント・マーケティングを整理するにあたり様々な思考を繰り返してきましたが、いくつかの骨組み=フレームワークができてきたので適宜皆様と共有しようと思います。まずはエンゲージメント・マーケティングのコンセプト的なフレームワークです。マーケティング3.0とエンゲージメント・マーケティングは同義だとお考えください。

企業と顧客の関係は、長らく、顧客の満足(金銭的、利便性など)の追求を中心に企業活動が行われてきました。マーケティング2.0では、テクノロジーの進化もあり、より「個」にフォーカスをしてきたものの、成熟してきた社会、消費者(生活者)に於いてもはや自己満足だけでは物足りない時代になってきました。ソーシャルメディアなどの進化により、知人との「価値の共有」が日常行われていることなどはその一例です。コトラーは著書「マーケティング3.0」の中でマーケティング3.0のKey Marketing Conceptをvalueとしました。

一方他己満足の活動であるCSRもポーターのCSV議論を待たずとも、より企業の便益との関係性が要求されるようになりました。弊社はエンゲージメント・マーケティングを、この自己満足と他己満足との融合と定め、今回のフレームワークに落とし込みました。アイデアのヒントを頂いたクライアントの山本 昇氏に感謝です。

今後も皆様の戦略立案やプロモーション立案の一助となるようなフレームワークをアップして行きます。

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